音楽ファンのみなさん、どうも僕です。
山陰地方・島根から飛び出してきて一躍スターに躍り出た「ヒゲダン」ことofficial髭男dism。
彼らの快進撃は凄いですよね~!
彼らの魅力のひとつはピアノを前面に押し出したポップでオシャレなロックって部分。
でも、そんなピアノを大々的にフィーチャーしたナイスなバンドは彼らだけではありません!
ってことで、美メロと極上ポップに溢れた邦楽&洋楽でオススメのピアノロックの厳選10バンドをドドーンとご紹介しちゃいましょう!
Contents
SHE’S(シーズ)
SHE’S(シーズ)は2011年にデビューした大阪府吹田市出身の4人組。
「聴けば、きっと囚われる。旋律に愛されたバンド」という触れ込みがピッタリはまる叙情性とドラマチックな曲展開を合わせ持つ稀有なバンドです。
井上竜馬(Vo)の繊細なようで力強い歌声が圧倒的な説得力があって素敵です。
たびたび出てくる英語の歌詞も発音が非常にナチュラルで曲の雰囲気にピッタリはまってて、まるで洋楽を聴いてる気分になったりもします。
でも、彼らの最大の武器はメロディ。
奇をてらってるわけでもないのに、ふとした時に脳裏にメロディが浮かぶ・・・そんな懐かしくもあり、キャッチーというより「なぜか脳裏に残って忘れられない」、そんな旋律が病みつきになること間違いないバンドです。
WEAVER
WEAVERは、兵庫県でも有数の進学校である神戸高校の同級生により2004に結成されたスリーピースバンドです。
バンド構成としてはピアノ、ベース、ドラムとなっており、ギターレスなのが特徴。
あたかも聴いてるだけで癒されるような杉本 雄治(Vo)の歌声は、聴いててホントうっとりします!
WEAVERってバンド名には「音楽を紡ぐ(つむぐ)人」という意味が込められているようですが、曲には優しさや人を思う気持ちがあふれるほど詰め込まれていて、「あ~いいなぁ!」って思ってしまいます。
曲もいいですが、歌詞が文学的というか、フレーズや言い回しが絶妙で、感情を煽りたてるピアノの旋律と相まって、涙がちょちょ切れそうになっちゃいます。
YouTubeのPVのコメント欄にはなぜか英語のコメントも散見されますが、言葉がわからない外国の人にも伝わってしまうメロディの秀逸さは隠しようもない・・・そんな実力派ピアノロックバンド、それがWEAVERです。
アイビーカラー
アイビーカラーは2016年に大阪で結成された4人組のピアノロックバンドです。
「春を忘れても」「夏の終わり」・・・なんか季節の入った曲が多いですね。
少し朴訥な風に感じるビジュアルもあいまって、どの曲にもなんとなくノスタルジックな感じがあります。
それでいて「エモいなあ~」と思わせる、なにか懐かしく甘酸っぱい若い日の恋愛をフラッシュバックさせてくれるのが不思議な感覚。
派手さはないんですが、曲にはフックが散りばめられてて、頭に残る歌詞が「青かった若い日の自分」を思い起こさせてくれます。
TRY TRY NIICHE(トライ トライ ニーチェ)
TRY TRY NIICHEは2015年に東京で結成された4人組。
「新しいピアノロック」を標榜する彼らは、「Cガール」のようなちょっとダンサブルような曲もあれば、「水面の果て」のように染み入るような静けさを感じる曲もあり、「initiation」のように爽やかでドライブにぴったりの曲もあるって感じで、曲ごとにいろんな顔を見せるバンドですね。
人によってはゲスの極み乙女。に似てるように感じる人もいるようですが、まぁ言われてみたらそう感じることもなくもないかなぁって感じですけどね。
ピアノの旋律に絡む透明感のあるボーカルに、情感豊かに鳴り響くギターが乗る・・・なんか聞いてるだけでヘッドホンの先に吸い込まれていくように爽快な感覚はニーチェだからこそだと思います。
それに加えて、練りこまれた歌詞の世界も秀逸!
背中をそっと教えてくれたり、人の悩みや迷いに寄り添ってくれたり、思いっきりテンション上がったり・・・人生のいろんなシーンを彩ってくれる歌詞と楽曲は聴いてみればクセになると思いますよ!
絶対ここにクラッシュいらんやろと叩いてから気づくワタクシあるある pic.twitter.com/1n6xYdHryl
— あばぬん (@abanudrm) August 10, 2019
Qaijff (クアイフ)
Qaijffは2012年に愛知県名古屋市で結成されたスリーピースのピアノロックバンドです。
シンガーソングライターとして活動していた森彩乃(Vo)にバンド結成の話を持ちかけてバンド活動がスタート。
「絶対的、鍵盤系ドラマチックポップバンド」というのが彼らのキャッチフレーズとなっており、森の女性らしさ溢れる伸びやかなボーカルにドラムとベースの音が乗り、跳ねるようなメロディを奏でるのが特徴と言えるでしょう。
音楽性としてはピアノに負けじとベースとドラムの音が絡む感じで「プログレッシブ」と評されるのも頷けるほど、かなり楽曲の完成度は高いのが特徴。
あとは、やっぱり森彩乃の表現性豊かなボーカルですよね。この人ははっきり言ってスゴイと思います!
ぜったい聴いておくべき、それがクワイフです。
Ben Folds Five
Ben Folds Five(ベン・フォールズ・ファイブ)は1993年にアメリカ・ノースカロライナ州でBen Folds(Vo、キーボード)を中心に結成されたギターレスのスリーピースバンドです。
「ピアノロックと言えば?」と聴かれて、まず僕が頭に浮かぶのがこのバンド。
ピアノを前面にフィーチャーされているのは間違いありませんが、ピアノの鍵盤を激しく叩くように弾く場面も多い、結構エキセントリックな一面を持つバンドでもあります。
その点はやはりキーマンのベン・フォールズの色合いが濃いとも言えますね。
彼らの代表曲でもある「Battle Of Who Could Care Less」のように分厚いコーラスと、鬼気迫るような各楽器のすさまじいバトルは見ものです!
Keane
Keane(キーン)はイギリス・イングランドのイーストサセックス州で結成されたピアノをフィーチャーしたロックバンドです。
2013年に無期限の活動停止となるまで発表した4枚のスタジオアルバムすべてが全英1位を獲得するという素晴らしい経歴をもつバンドです。
なんと嬉しいことに2019年に再始動が発表されており、2019年9月に5枚目となるスタジオアルバムが発売される予定となっています。
デジタルサウンドも巧みに取れいれつつ、ポップの王道を極めるサウンドは一度聴いたら忘れられないほどです。
イギリスのバンドらしく、ロンドンの薄暗い天気を思い起こさせるようなどこかジメッとした空気感を感じてしまうのは僕だけですかね。
これ、褒めてるつもりですが、アップテンポな曲であっても叙情的なメロディが優勢で、ダイナミックかつ感情豊かな歌いあげるトム・チャップマン(Vo)のセンスがキーンのバンドのカラーを決定付けてるように感じます。
彼らの名曲はたくさんありますが、中でもキーンを一躍有名にした「Somewhere Only We Know」は泣けるほどメロディが美しい名曲中の名曲。
Mêlée(メイレイ)
Mêlée(メイレイ)は1999年にアメリカ・オレンジカウンティで結成されたピアノロックバンド。
残念ながら現在は活動停止状態となっています。
ピアノロックが好きだというなら、スルーは絶対に許せないのが名曲「Built To Last」ですが、この1曲だけでもピアノロックの代表選手に彼らをあげるのはおかしくないと思います!
曲としては聴いてるこっちがこっ恥ずかしくなりそうな徹頭徹尾な直球のラブソングですが、完成度高過ぎて、もう恥ずかしさも吹き飛んでしまいます。
この曲が収録されているアルバム「Devils & Angels」は前編通して分厚いハーモニーと美しいメロディに溢れていますので、心の洗濯にもぜひオススメしたいです!
The Fray
The Fray(ザ・フレイ)は2002年にアメリカ・コロラド州で結成されたバンドです。
切ないメロディラインが胸を打つ・・・そんな表現がピッタリ合うピアノの旋律とヒューマニティ溢れる歌詞が大きな特徴のバンドですね。
彼らを一躍有名にしたのが薬物依存で転落し人との繋がりを失った10代の人物との対話経験をモチーフにして描かれた「How To Save A Life」という曲。
曲のメロディに彼らの実直な姿勢、懐かしさ、温かさ・・・そんないろんな要素がグッと煮詰まってるのがザ・フレイの良さとも言えるのではないでしょうか。
Coldplayあたりが好きな人もきっとハマりそうな音楽性ではありますが、なんでしょう・・・器用になりきれない素朴なカラーが彼らの素晴らしさと言えると思います!
Augustana
Augastanaは2002年にアメリカ・サンディエゴでフロントマンでもあるDan Layus(ダン・レイアス)を中心に結成されたバンドです。
1stアルバム「All the Stars and Boulevards」からのシングル「Boston」が大ヒットして一躍全米でも人気に火が付きます。
で、このBostonって曲、涙なしには聴けない、切なすぎる10年に1度出るかどうかという超名曲なんですよね~!
英語詞をありがたいことに和訳してくれてるサイトもあるので、そちらも見ながら聴いてみると感動が倍増します。
このダン・レイアスの歌声、絶妙に琴線に触れるビブラートがなんともイイです。
あと、ピアノと協働して、感情を揺さぶるギターもいい感じで鳴ってます。
このBoston以外もエモーショナルで情感豊かに恋愛や人生の悲哀や葛藤について歌われている極上のピアノロックの名曲揃いです。
あ、残念なことながら、このバンド2011年に解散していますが、フロントマンのダン・レイアスはソロで活動中なのでそちらも要チェックです。
まとめ
ピアノがフィーチャーされているからこそ生まれる美しいメロディとそこに絡む楽器群の化学反応がまさにピアノロックの真髄です。
多くの美メロに触れて、あなたのお気に入りのバンドを見つけてみてはいかがでしょう!
素敵な紹介ありがたーい☆d(´∀`*)
髭男に最近ハマってるので今回紹介してくれてグループの曲も聴いてみます。
ろーひーさん
いつも当ブログを見て頂き、ありがとうございますm(__)m
ご紹介した中からお気に入りの曲が見つかれば幸いです。
コメントありがとうございました。今後とも「たまてBOX」をよろしくお願いします(^▽^)/