転勤や引越で、関西で住みやすい街をお探しの皆さんに西宮市の人気の秘密をお伝えする記事です!
そろそろ異動・転勤が近いみなさん、どうも僕です。
そろそろ10月も間近。
10月と言えば、多くの企業で中間決算を迎えるとともに、4月に並んで異動、転勤が多いシーズンでもあります。
僕はとある企業の大阪の事務所に勤務してるんですがね、
転勤で他のエリアから大阪に来る人がね、判で押したように・・
そう思うのはムリもありません。いや、だってね、勤務地は大阪ですよ!大阪府!!
大阪に通勤するんだから大阪府内に住む・・ってのが普通じゃないかなぁと思うんですよね。
そこを、わざわざ他県である兵庫県の街、西宮市に住むってのはね、きっとなんらかの理由があるはずです!
今日は関西の超人気エリア、西宮の人気の理由についてさまざまな観点から探ってみたいと思います!
キュウソネコカミも「Welcome to 西宮」で♪すーみーやーすーいーーー!!って歌ってぐらい住みやすい街ですからね!
Contents
住みやすい街・西宮市の概要
西宮市は兵庫県の南東部に位置し、東に尼崎市、西に芦屋市、神戸市と接している市です。
一定の権限を付与された中核市として、人口は488,511人(2017年9月1日時点)を抱え、兵庫県内では神戸市、姫路市に次いで3番目に多い人口を持つ市となっています。
なかでも阪神タイガースの本拠地である甲子園球場や、新年に福男を選ぶ神事が有名な西宮神社(西宮えびす)があることで知られています。
5年連続 関西住みたい街ランキング1位!
リクルートの住宅サイト「SUUMO」(スーモ)で毎年やっている「関西住みたい街ランキング」。
その関西住みたい街ランキングの最新版、2017年度の住みたい街行政市区ランキングの結果をご覧ください!
第2位 大阪市北区
第3位 神戸市中央区
第4位 神戸市東灘区
第5位 大阪市中央区
第1位が西宮市!!で、なんと第1位はなんと5年連続!
しかも、エリアでランキング化した2017年度の「総合ランキング」でも
第2位 梅田
第3位 なんば
第4位 千里中央
第4位 夙川
とこちらも5年連続で西宮北口がトップをキープするなど、やっぱりコレを見ても西宮って相当な人気あることがわかります!
コレがあれば大阪へ買い物に行かなくてイイしね!
By Kirakirameister, CC 表示-継承 3.0, Link
ちなみに同率4位に入っている夙川も西宮市内の人気スポット。
西宮がこれだけ愛される理由ってきっとなんかあるんでしょうね!
人気の理由その1 交通アクセス、利便性が良い!
西宮ってね、大阪じゃなくって兵庫県。
大阪府から見れば「他県」だけど、他県って言うとね、結構遠いイメージがあるんですけどね、西宮って交通アクセスの面で行くと結構便利なんですよ!
通勤をイメージして考えた場合、西宮からJR大阪駅がある梅田に行くとした場合、電車なら
- 阪急電鉄
- JR
- 阪神電鉄
のなんと3つの路線が平行して走ってます。
で、それぞれの路線の西宮の主要駅から大阪駅(梅田駅)に行く場合の所要時間で言うとですね~
- 阪急 西宮北口-梅田 18分
- JR 西宮-大阪 12分
- 阪神 西宮-梅田 16分
いやぁ~近いですね!!
東京なんかじゃ通勤で2時間かかるなんてザラですからね!
それを考えると、西宮って通勤的に言えば
それぐらい近くて便利じゃないですか!西宮って!
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人気の理由その2 高級住宅地が多い、落ち着いた住環境!
写真に写っているのは西宮市を流れる河川、夙川沿いの夙川公園の桜の時期の1シーン。
この夙川が流れる阪急電鉄「夙川駅」を中心とした夙川エリアをはじめ、西宮市には多くの閑静な住宅地があります。
中でも西宮では、「西宮七園」として知られる 甲子園、昭和園、甲風園、甲東園、甲陽園、苦楽園、香櫨園の七つの住宅地が特に有名です。
これら「園」と付くエリアは古くから阪急、阪神といった電鉄会社が開発の一環として、遊園地や観光スポット、そして高級住宅街を作ったのが発端と言われています。
古くから整備され、潤いある暮らしや楽しみを享受する精神を継承したこれら七園に代表される住宅地のイメージが西宮そのもの!
落ち着いた街並みが多い西宮は子供のいるファミリー層を中心に人気なのは当然のことです!
人気の理由その3 「文教住宅都市」教育熱心な家庭が多く、子育てに有利!
西宮市が住みやすい街としてもてはやされる理由、そのひとつが「教育熱心」「子育てをしやすい」環境があるということです。
西宮市は「文教住宅都市」として高らかに宣言しているのをご存知でしょうか?
西宮市のホームページにもこう記載があります。
西宮市は、阪神間の中央に位置し、自然の風光と温暖な気候に恵まれ、市制施行いらい、多くの人々がここに、平穏で快適な生活環境を求めて移り住み、ついに今日の隆盛をみるにいたった。その風土は、先覚者たちの文教諸施設の整備拡充の努力とあいまって、今や西宮市が文教住宅都市として力強く進むことを可能ならしめている。またその故にこそ、年々、万余を数える人口増加がみられるのである。
出典:西宮市 http://www.nishi.or.jp/contents/0000100400020000500028.html
西宮市は自然に育まれた快適な住環境を目指して、昭和38年にこの「文教住宅都市宣言」を行っています。
いかに早くから教育、そして住宅を意識した街づくりを行っていたかがわかります。
こういった市による政策もあり、教育熱心な人々が集まる街として注目され続けた結果、人口流入が進み、今や50万人に迫る勢いで右肩上がりに西宮住民が増え続けているというわけです。
教育に対する意識の高さをはかる指標として、「私立中学校進学率」が上げられると思いますが、西宮市の私立中学校進学率は全国から見ても高いんです!
平成27年度の文部科学省が報告した「学校基本調査」によれば、私立中学への進学率は
- 全国平均 7.0%
- 東京 23.9%
- 神奈川 10.9%
- 大阪 9.1%
- 兵庫 8.1%
となっています。(参照:生命保険文化センター)
で、西宮はどうかと言うと、現西宮市長の今村岳司氏が自身のホームページで2012年に発表したデータによれば西宮全体で公立中学校への進学率は8割以下、つまり2割相当が私学へ進学しているということになります。
西宮市内でもセレブな街として知られる夙川エリアにある夙川小学校区では私立中学校への進学率が実に半数以上!
私学への高い進学率は公立中学校の教育品質に対する不満が一因である可能性も否めませんが、東京地区をも凌駕する私立中学校への進学率の高さは教育に対する意識の高さを物語っていると言ってもいいでしょう!
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人気の理由その4 転勤族が多いのでコテコテじゃない!他府県・他市町村からの流入も多い!
まぁコレはこの記事の序段で「なんで転勤で大阪に来る人が西宮に住むの??」と言ってるわけですが、
まぁ、今に始まった話じゃないんですけど・・
西宮ってそんな場所なんで、次に転勤してくる人も
ってことで西宮のようなエリアを探しますから、結局堂々巡りで転勤族が増えていく・・挙句の果てには
西宮が転勤族の引越し先のメッカ!
のような状況になってるわけです。
だからウチの会社の大阪赴任者も必然的に西宮を目がけて引越ししてくるわけで(笑)
まぁアレですよ、西宮の人ってね、結構標準語のような話し方をする人が実際多いんです!
なぜかわかりませんけど、昔から大企業の寮が多い地域でもありましたしね。
やはり「住みやすい」「安心できる」というイメージが根付いてるんでしょうね、西宮って。
こんな感じでなにかともてはやされる大人気のエリアなんで、西宮ではマンションが次々に建てられてます!
他府県や兵庫県内の他市町村からの人口流入が多いので、小学校では定員パンパンで校舎に入りきらないので、プレハブ校舎でしのいでいる学校も多くあります。
ま、この状態が子供にとって良い状態ではないんですが、それぐらい人口が増えてますね。
いずれにしても、地元の人ばかりでなく、転勤族など他のエリアからやってくる人が多いので、いわゆる関西のコテコテ感は他のエリアに比べて希薄です。
同じ境遇の人が多いというのは転入する際に安心できる材料となるんじゃないですかね!
人気の理由その5 病院が無料?!中学校まで医療費助成ありで安心!学校給食も中学校まで実施!
西宮のメリットとして、子供を育てている身ならありがたいのが、中学生卒業まで医療費の助成があるという点。
対象年齢 | 区分 | 外来 | 入院 |
---|---|---|---|
0歳から1歳誕生月の末日 | 所得制限なし | 自己負担なし | 自己負担なし |
1歳誕生月の翌月1日~ 6歳到達後最初の3月31日まで |
所得基準額未満 | 自己負担なし | 自己負担なし |
1歳誕生月の翌月1日~ 6歳到達後最初の3月31日まで(幼稚園卒業) |
所得基準額以上 | 1日800円限度 (月2回まで) |
1割負担 (月額3,200円まで) |
6歳到達後最初の4月1日(小学1年生)~ 15歳到達後最初の3月31日(中学3年生)まで |
所得基準額未満 | 自己負担なし | 自己負担なし |
※所得基準額・・・子供の両親(扶養義務者)全員の市町村民税所得割額の合計が235,000円(一般的な年収、収入とは違います!)
※2017年9月10日時点
一般的な年収が1,000万円もあれば所得基準額にひっかかりますが、一般的なサラリーマンの年収水準(800万円前後?)なら中学校まで医療費が無料ってことになります!
(ご家庭での負担額はご自分でよく確認してくださいね!)
やはり金銭的な不安なく子供を育てられる環境って大きいですからね!
こういった面も西宮のひとつの魅力と言えるでしょう!
それに加えて、西宮市は長年、中学校での給食を実施していますので、この点も親にとっては非常に大きいですよね!
お隣の芦屋市はようやく最近になって中学校給食を開始、尼崎市も重い腰を上げてようやくスタートさせる準備をしているところです。
でも西宮市はもうかなり昔から給食を実施しています。
兵庫県内の市町村ではまだ未実施のところも多くありますから、西宮市の中学生は恵まれてますね!
こういった市政の優遇された一面はやはり住む者にとっては大きなメリットと言えるでしょう!
人気の理由その6 景観が良いスポット多し!自然が豊富だから子育てに向いてる!
西宮ってどうしても「街」のイメージがありますけどね、
北は六甲山系に繋がる山の手に、西宮の自然を象徴する甲山(かぶとやま)があって、市民の憩いの場になってるし
南は西宮浜のヨットハーバーや、美しい景観を堪能できる海岸沿いのエリアがあって
なんですよ!
西宮って、学校の社会科の授業でも習ったと思いますけど、一応、阪神工業地帯に含まれているので、当然工業地帯もありますよ。
ただ、西宮市は用途地域など都市計画が厳格に実施されていることもあって、工業エリアと住宅エリアが明確に分かれているので、住宅地はガチャガチャした雰囲気が全く無く、落ち着いた風情が漂っている点が非常に大きいんですよね!
まとめ
ざっと西宮市に人が集まる理由を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?!
それぞれの項目で見ていくと、やはり人々が住みたいなぁと思わせる要素がいくつもあったんじゃないでしょうか。
自然にはぐくまれた豊かな風土と、転勤族がすんなり入っていける街の雰囲気、そして市による公的サービスの充実ぶりが今日の西宮市を作っているわけですね!