沖縄好きなみなさん、どうも僕です。
見晴らしのいい場所から、失礼しますね!
今、僕がいるのは、沖縄の人気観光スポット・伊江島にある「タッチュー」という山の上です!
伊江島のシンボル的存在の「タッチュー」が気軽に登れる上に、パノラマビューが味わえるので超オススメなんですよね~。
ってことで、僕が伊江島の「タッチュー」に登ってきた時の様子と伊江島の魅力について詳しくお伝えしますよ!
これから沖縄に行こうというあなたは必見です!
Contents
伊江島のシンボル「タッチュー」は島民が信仰する聖地
伊江島のシンボル的な存在、それが「タッチュー」の名で親しまれている城山(ぐすくやま)です。
地元の人は普通に城山と読んでるようですが、島以外の人からは沖縄方言で「尖っているもの」をあらわす言葉「タッチュー」と呼ばれています。
たしかに山の形状が普通の山と違って、尖ったように見えますよね。
このタッチューは島のほぼ中央にあって、高さは海抜172mあって、遠くからでも非常に目立ちます。
ひょっこりと突き出たタッチューは、島のどこにいてもその姿を見ることができるんですが、実は古くから島民が信仰する聖地でもあるんです。
このタッチューの地層は伊江島が出来るよりずっと前の、なんと7,000年前に出来たそうなので相当の歴史がありますよね。
そういった言い伝えに興味を持って訪れる人、そして気軽に登れる観光スポットとしてやってくる人、様々な思いを持った人々をこのタッチューは迎えているというワケです。
伊江島タッチューへは沖縄本島・本部港から30分のフェリー旅!
伊江島タッチューに会いに行くには、沖縄本島北部にある本部港(もとぶこう)からフェリーに乗る必要があります。
フェリーでの所要時間は30分ほど。
フェリーの便は1日4便出ており、しっかり計画を立てれば十分日帰りで島に行けます(夏季や年末年始、イベント開催時は増便されます)。
詳しくは伊江村のHPに記載のフェリー情報をよく確認してみてください。
便 | 伊江港発 | 本部港発 |
1便 | 8:00 | 9:00 |
2便 | 10:00 | 11:00 |
3便 | 13:00 | 15:00 |
4便 | 16:00 | 17:00 |
島までフェリーに乗って30分ですから、船内でゆっくり寛いでてたらあっという間に着きますよ。
フェリーの内部はこんな感じ↓。結構キレイで快適でした。
船のデッキで遠く見える島の風景を眺めるのもいいですね。
さぁそれでは約30分のクルージングを終えて伊江港に到着。
港の向こうにひょっこり顔を出しているのがタッチューです!今から会いにいくぜ~!
タッチューから島全体を見渡せる大パノラマに感動!
伊江島に着いたら、まずレンタサイクルを借りましょう。
歩いてでもいけないことはありませんが、約30分ぐらいとそれなりに時間が掛かりますし、タッチュー以外にのスポットも合わせて効率的に回るにはやはり自転車が最適です!
伊江港からすぐのところにレンタサイクル屋さんがあるので、そこでまず「足」を確保しましょう。
レンタサイクル料金は1日1,000円です。
ちなみにレンタサイクルには鍵は付いていません。
理由はカンタン、「誰も盗らないから」ってことだそうです。なるほど!
さぁそれではタッチュー目指して出発しましょう!
伊江島ののんびりとした街並みを見ながら自転車を漕ぐのも結構いいもんです。
途中、馬さんにもご挨拶。ほんとのんびりした空気が流れています。
タッチューはこんな感じ↓でデーン!と鎮座してますので見失うことはまずありません。
地図を見なくても、タッチューめがけて自転車を進めればOKです。
そうは言っても、タッチューに向かう島の中腹あたりは坂が半端なくキツかったりします↓。
日頃、運動不足の40代のオッサンもこの急な坂には相当ヤラれ、先を行く修学旅行の中学生にはどんどん抜かれる始末・・・。
悪戦苦闘しながら、ようやくたどり着いたのが城山の南登山口です。
タッチューは山の中腹までは車でも行けるようですね。
僕は当然「歩き」ってことで、登山スタートです。
まずは石段を1段ずつ登っていきます。
タッチューは標高172mとさほどの高さはありませんけど、登っている石段の角度など結構傾斜がキツかったりするんですよね。
先をいく修学旅行の中学生は若いだけあって登るの速いですね~。
40代のオッサンはもうハァハァ(´Д`)言ってますね!
歩いていくと、ほどなく中腹の駐車場に到着。
目の前に異様な岩の塊のタッチューがあらわれます。
タッチューのこの独特の形状については「オフスクレープ現象」と言われていて、「古い岩盤が新しい岩盤に潜りこむ中で一部が剥がれて新しい岩盤の上に乗る現象」ということらしいです。
しかもこの現象が見られるのは世界でも、このタッチューだけというからスゴイですね。
さぁそれではラストスパートってことで、山頂に急ぎましょう!
登山道は整備されているので、スニーカーで十分登れます。
しかしながら、勾配が結構キツくて、階段の1段ごとの高さもあるので、結構ヤラれます。
オッサンはヘトヘトになりながらも10分ほどでようやく山頂に到着!
たった172mの高さですが、目の前を遮るものがなにもないので見晴らしは最高です!
山頂でひとりで自撮りしてみましたが・・・
なんかドス黒い雲が立ち込めてるし、天気が悪すぎて、不吉な写真にしか見えませんね。
(コレ、嵐の起こる前やん・・・)
ま、でも、ご覧ください!島全体が一望できますよ!
んじゃ、快晴時のタッチュー山頂から見た風景も載せておきましょうね!
もはやこうなったら、僕が実際に登って撮った写真、意味ナシッスね!
それはおいといて、
タッチュー登山の後に見ておくべき伊江島観光スポット!
伊江島は歴史と自然にあふれためっちゃいいところです。
タッチュー以外にも見るべきスポットがあるのでご紹介しておきましょうね。
湧出(ワジー)展望台
断崖絶壁の自然の荒々しさを身近で体感できる湧出(ワジー)展望台。
この断崖絶壁の下に波打ち際に湧き出ている良質な水が島民の「命の水」として大切にされてきたことから「湧出」という名前が付けられています。
遥か遠くまで見渡せる絶景スポットとしても有名で、伊江島に来たら必ず来ておきたい場所です。
ニャティヤ洞
このニャティヤ洞は、持ち上げると子宝に恵まれるという言い伝えを持つ「力石」がある洞窟です。
そして、もうひとつの側面として、太平洋戦争の時に米軍から身を護るために住民が隠れた防空壕としても知られています。
この洞の中に1,000人が身を隠すことが出来たということで「千人ガマ」という呼び名もあります。
パワースポットでありながら、つらく悲しい沖縄の歴史を紐解いてくれる興味深いスポットです。
GIビーチ
GIビーチは、かつて米軍の占領下にあった時代に米軍将校のプライベートビーチとして利用されていた場所です。
人手が付けられていない天然のビーチで、その美しさは一級品です!
波打ち際でのんびり過ごすのにもバッチリなスポットです。
タッチューに登った後は、レンタサイクルでココも来ておくべきです!
まとめ
沖縄本島からフェリーですぐの距離にある離島・伊江島は多くの自然と歴史に育まれた場所です。
「タッチュー」の名で親しまれる城山に登って、壮大なパノラマを目にすれば爽快で心癒されるはずですよ!
沖縄に行ったら、ぜひ伊江島にめんそーれ!