若い女性と話が合わずに困っているみなさん、どうも僕です。
会社などでよく聞かれるのが中年オジサンのこういった声
なんか、「歳が違うから」ってことで言い訳してますけどね、
ってこと。
本当に歳の差が原因で話が合わないのなら、そもそも世の中に「年の差カップル」とかありえないわけで。
僕はスイッチバーだとか相席屋で20代の若い女性と何度も話してますけど、
ってことで、今日は40代のオジサンが20代の女の子と無理なく話を合わせる方法・テクニック、そして心構えについてお話ししたいと思います!
Contents
年の差のせいで話が合わないのは「思い込み」
職場や組織の中にかなり年下の若い女性がいたとしたら、コミュニケーションをうまく取っていくことは人間関係を築くためには必須ですよね。
かと言って、年がかなり下、ってだけで、「うまく話が合わない」って尻込みしてしまうオジサンは世の中多いですよね。
ま、その点については、僕がTwitterにも下のようにつぶやいたのですが、
「歳が違うから話が合わない」という人がたまにいるけど、とんでもない思い違いだと思うね。
じゃ、同年代とは全員話が合うのか?という理屈になるけど、当然そんなわけない。お互いそれほど親しくない者どうしの場合に限ってだけど、話は合うものではなく、合わせるものだよ。— もんりっち@永遠のチェリーボーイ (@mukumuku99) 2018年9月1日
結局アレですよ、年が離れているから話が合わないと言うのなら
そういう話です。
話が合わないのは年齢のせいではなく、根本的に相手の人と会話のピントが合ってないんですよね。
決して、年齢の差のせいではありません!
要するに話が合わない原因が「年の差」にあると思い込みたいだけ。
と自分で自分を慰めているだけの話ですよ。こんなの自分がするべき努力を放棄してしまってるだけですよ!
つまり、
ってことです!
女性は「共感」を求める生き物!決して「解決」するな!
よく「男性脳と女性脳の違い」について話題になったりしますけど、同じ人間でありながら男性と女性では物事の考え方にはかなりの違いが見られます。
簡単にいえば、男性って理論的に考える傾向があるのに対して、女性はどちらというと感情的に物事を捉える傾向があります。
そういった違いをよく表した、職場でのこんなシーンをご紹介しましょう!
女性の部下の悩みを聞いている男性の上司とのやり取りです。
と女性の悩み相談にひとしきり乗ったあとに、一肌脱ぐ思いで
と解決案を提示したところ・・・
こんなこと、男女の会話では結構「あるある」なんですよね~。
男性の上司からすると、「困ってるなら助けてあげないと」と思いが働いて解決策を取ろうと思ったところ、女性は解決して欲しいとまでは実は思ってなかったんですね~。
男性からすると「( ゚Д゚)ハァ?どーいうこと??」って感じでしょうけどね。
これは男性側と女性側の思惑が食い違ってたために生じたズレですが、女性は実は
単に自分の話を聞いて欲しかっただけ!
なんですよね!
別に物事を解決して欲しかったわけでなく、自分の悩んでいる状況の話を聞いてもらって、思いにただ寄り添って共感して欲しかっただけなんです。
男性側にわかりづらいですが、こういったことは職場でも、夫婦間でも、いろんな場面で垣間見える現象です。
だから、女性との会話をうまく発展させるには、女性側の話している意図をうまく汲み取り、相手の感情に沿った対応を取って、あくまで共感する姿勢を全面に打ち出すことが非常に重要なんですね!
これは絶対に頭に入れておいてくださいね。
流れ重視で聞き手に回れ!女性との会話は「キャッチボール」の場!
先にお伝えしたように男性と女性では思考スタイルが全く違います。
男性同士が会話をする際は、お互い理論的に考えるため、感情ではなく、「いかに自分の言い分を納得させることができるか」ということに主眼が置かれたうえで会話が展開していきます。
男性同士の会話を例えて言うなれば、
これが男性どうしの会話です。
一方、女性との会話はと言うと、打って変わって流れ重視です。
これこそが女性が快適に感じる会話です。
女性との会話では、相手をギャフンと言われる必要もなければ、キラーパスを出す必要もありません。
ただただ、流れを重視して聞き手に徹することが重要です。
ポイントは、しっかりと相手の言葉を受けてあげること。
それがスムーズに進み、なおかつ会話の合間に適度に自尊心をくすぐられると、相手の女性の満足度はより高まります。
女性との会話は「同調・共感の場」
これを肝に銘じておいてくださいね!
「自分と似ている」と思わせることで親近感をグッと高めろ!
人間に元から備わっている深層心理に「自分に似ているものに親近感を覚えてしまう」というものがあります。
これは一般的に「類似性の法則」と呼ばれているものです。
声の調子であれ、しぐさであれ、出身地であれ、好きな趣味であれ、なにか共通のものを持っている相手というのはなにか親近感が湧きますよね。
まったくの他人同士なのに、なにか共通のものがあると「あれっ、もしかして気が合うかも」とすら思わせてしまう要素があるんですよね。
女性の場合、男性よりも直感力が優れているので、共通項が複数揃うと運命的なものまで感じ取ってしまうことすらあります。
つまり、会話においても、この類似性の法則をうまく活用してあげれば、女性の警戒心をほどき、関係性をグッと近づけることができるというわけです。
具体的には、出身地など事実関係については無理やり合わせられるわけもありませんので、それ以外の部分で「似ている」部分を意識的に作るのです。
相手の話しぶりや仕草を真似る「ミラーリング」を活用!
人間というものは、似ている部分があると人間は無意識に親近感を持ちます。
「どこか自分と似ている」と思い出すと、全くの他人状態から少し踏み込んで親しみを感じさせるものです。
この現象は女性との会話に活用することが可能です。
具体的に年下の若い女性と打ち解けるためにどうするかと言うと、相手女性の話しぶりをよく見ながら、視覚的(見た感じ)および聴覚的(聴いた感じ)を真似る「ミラーリング」というテクニックを使うのです。
人の話しぶりには特徴があり、頻繁に身振り手振りを使って話す人もいれば、体のどこか一部分をいじりながら話す人もいますよね。
声の抑揚・調子にもそれぞれ特徴があり、
- 高い声で話す人
- 大きな声で話す人
- 早口で話す人
- 語尾を上げるクセがある人
こういったその人特有の傾向をいち早く掴み、自分もその特徴を真似て実際にやってみるわけです。
「そんなことなの?」と思うかもしれませんが、お互いをよく知らない間柄だからこそ、こういった視覚あるいは聴覚といった五感で感じる共通項を持つことが大きな親近感を生むわけです。
人間の深層心理というのはそういった単純なことに左右されるのです。
その結果、
「あれ、自分と似てる!」と相手に思ってもらえたらコッチのもの!
相手の親近感・安心感を高めるにはこのミラーリングをうまく使うことが大切です。
相手を気分良く話させるテクニックを活用しよう!
若い女性だからと言ってもお互い人間同士。
会話によるコミュニケーションがうまくいけば年齢は関係なく、人間関係は深まりますよ!
会話の際にお互いの関係を深められるテクニックを紹介しておきましょう。
人間関係が浅いほうが有効な「アロンソンの不貞の法則」!
人間には承認欲求というものがあり、誰しも褒められれば嬉しいもの。
人間関係を良くするには「アロンソンの不貞の法則」が非常に有効です。
で、この「アロンソンの不貞の法則」というのは何かと言うと、
というものです。
家族や友人、夫婦など長い付き合いのある人に褒められるより、あまり人間関係の出来ていない人から不意に褒められると「なんでそんなこと言うんだろう・・・」と不思議に思う一方で、「エッ、そうかなぁ(^▽^)/」とジワジワと嬉しさがこみ上げてくるってことは経験があるんじゃないでしょうか!
シチュエーションによって褒め方は変わるでしょうけど、
- 相手女性の着ている服を褒める
- 笑顔を褒める
- 趣味を褒める
- 持ち物を褒める
どんなことであれ、褒められると、相手のことがよく思えてくるものです。
そしてそれは、何度も会ってないような相手に言われるとより効果的!
人間関係が構築されていない状態だからこそ有効なこのテクニックはぜひ覚えておいて損はありません!
自分のことを話させる「パーソナルアプローチ」
会話をうまく組み立てるのにポイントとなるのは相手に気分よく話してもらうことです。
そして、相手が楽に、かつ自信をもって話せる内容というのは「その人個人の内容」、つまり自分のことです。
会話で話す内容として、相手の女性のパーソナルな部分に焦点を当て、
- どんな仕事をしているの?
- 休みの日はなにをしているの?
といった質問を投げて、相手に気分良く話してもらうことが大切になってきます。
もちろん、あまり土足で踏み込んでこないで、と思われる場合もありますから、そこは空気を読みながら行うのがポイントですけどね。
どんな人であれ、質問されて一番話しやすい事柄ってのは「自分のこと」なんです。
- 相手に興味を示し、
- そのことが伝わると親近感が増し、
- その結果として相手も自分に対して興味を持ち始める・・・
といった好循環を生むこととなりますので、これは使いたいテクニックです。
豊富な知識・教養が若い女性のリスペクトを生む!「情報力」で大人を演出しろ!
女性というものは自分にないものを相手が持っていると、その相手に対して尊敬の念(リスペクト)を持ちやすい傾向にあります。
ってな感じで、知識や教養が豊富だとそこに惹かれる傾向があります。
当然、男性の場合もそういった反応を示しますが、女性のほうがその度合いが高いんですよね。
若い女性から見て、年上の男性が魅力的に思えるのは、人生経験が豊富で知識・教養が豊富であることを感じた時です。
例えば、年下の若い女性から、人生の先行きや生き方について悩んでることをふと打ち明けられた時、それを解消してくれそうな本のタイトルを教えて、
という感じで、サラッと自己啓発の代表的な本を教えてあげるなど、自分の知識をさりげなくアピールすると効果的です。
本を教えてあげるなら、マニアックなものでなく、「道は開ける」のような超メジャーな本でもOKです。
なにを紹介したかが重要ではなく、相手の問いかけに対して、的確にタイミングよく答えてあげることが重要なんです。
具体的な悩みを打ち明けられた時には
という風に自分自身の人生経験に照らして合わせて話をしてあげると、相手の気持ちもグッと近まります。
こういったアドバイスをしてあげる際にも注意しないといけないのは説教的な感じにしないことです。
あくまで「その時は大変だったけど、こうやったらなんとかなったんだよ」と人生経験を離すことで、相手の背中をポンと押してあげるだけで効果は十分です。
年下の女性が年上の男性に魅力を感じるのは
ということを覚えておきましょう!
流行の音楽は必ずチェックしておこう!
人間関係がグッと近づくのは趣味が同じだったら最強なんですけどね、でもなかなか趣味まで同じ、なんて状況にはなりませんよね。
ダンス、スキューバダイビング、海外旅行、英会話、ワイン飲み歩き・・・
趣味なんて星の数なんてありますしね、そもそもウソをついて趣味を合わせたところでバレるのオチ。
でも、どんな人間でも音楽はみんな何かしら聴いています。
好きな度合いは人それぞれ違うし、好きな音楽ジャンルも違うにせよ、「音楽自体全く聴きません!」って人はほぼいませんよね!
先に説明したパーソナルアプローチで相手に趣味を探っても色よい反応が得られなかった時は、ぜひ相手の好きな音楽ジャンルやアーティストを深掘りして聞いてみましょう!
相手の好きなアーティストの話題なら、その場でスマホを取り出し、YouTubeで再生して一緒に聴いてみるだけで効果アリです!
仮に自分がそのアーティストのことを詳しく知らなくても、
と褒めてあげれば
って感じで話も盛り上がります。
ただ、こういったシチュエーションに導くためには、40代のオジサンもアーティスト名やどんな音楽が今流行っているかぐらいはチェックしておかないとダメです!
相手の女性だって「知らないんだったらこの話やめよう」って感じで「閉店ガラガラ~!話題、終了!」になりますから、最低限の知識は頭に入れておきたいところです。
例えば、Amazonプライムに入ってれば、100万曲が聴き放題のPrime Musicで流行の音楽が無料でチェックできますし、手軽に対策は打てます。
共通の趣味を持つことは難易度が高くても、音楽の話題なら普段からの気遣いひとつで情報収集が出来ます。
親近感を深める上で、音楽の話題は外せませんよ!
先日、女子大生と喋ってて、
「どんな音楽聴いてんの??」
って聞いたら
「ウーバー」って言われた。
パッと頭にひらめいたのが
ウーパールーパー
だったが、すぐに脳みその全知識を振り絞って
「あぁ・・・UVERworldね、アレいいよね、ハハ( ´∀`)」
とリカバーした。
オレって偉い!
— もんりっち@永遠のチェリーボーイ (@mukumuku99) 2018年8月30日
まとめ
40代男性が20代の若い女性とうまく会話する方法についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
歳は違えど、人と人。
お互いが持っているバリアーをひとつずつ取り外して、お互いが気分よくなれるよう振る舞えば、おのずと会話は自然と楽しくなり、人間性もグッと深まります。
「どうしようもないこと」と諦めずに、できる努力をして、良い人間関係を築いていきましょう!