サラリーマンのみなさん、どうも僕です。
僕もあっという間に40代中盤、サラリーマンとしても脂が乗り切ったお年頃!
わたしたち人間にとって生活の基礎を作ってくれるのは、そう!仕事!ですよね。
で、その仕事、会社生活の中でももっとも気になるのが「どこで働くか」・・
全国転勤ありの会社で働くか
地元で就職、あるいは転勤無しの地域限定職・エリア限定職に就くか
コレはある意味究極の選択でもあります。
Contents
脱・会社人間!多様化するライフスタイル
一昔前の日本と言えば、どうでしょう、男は外でガリガリ働き、女はしっかり家庭を守る・・
そんなイメージが蔓延してましたね。
これこそがかつての日本の典型的なイメージであったわけですが、今や生活様式、ライフスタイル、そして人生観すら大きく様変わりました。
女性が社会に出ることが当たり前であり、終身雇用という「お約束」の崩壊、派遣労働者の増加、晩婚化・婚姻率の低下、主夫の増加・・・
いわゆる「昭和」の時代には考えられなかった変化が起こっていて、かつての「会社にしがみつく人生」から「自分がやりたいことを志向する人生」にシフトしていってますよね。
とすれば
会社の言いなりになる働き方を選択するほうがバカバカしいわけですし、自分のライフスタイルに合う働き方を模索するってのはしごく当然な話ですよ!
会社に盲従する人生から、自分の人生を豊かにするために「会社をうまく利用する」生き方へ・・・
どこに価値を見出すかで、会社、あるいは仕事との付き合い方も大きく変わってきてるわけです。
個人ごとのライフスタイル、「幸せの形」が違えば働き方もそれぞれ違う!
見てもらったように人って価値観や幸せだと感じるポイントはそれぞれ違います。
変化を求めることに幸せに感じる人もあれば、何も変わらない安定性、平穏無事な暮らしに価値を見出す人もいます。
ってことはですよ、それは働き方、どこでどうやって仕事をするかってことも同じ。
単に転勤していろんな土地で住む人が不幸で・・
生まれて死ぬまで同じ場所で、同じコミュニティの中で暮らし続けることが幸せ??
それは一概には言えませんね!
要は本人がどう感じるか、です!
「転勤族は不幸だ!」なんて大きな声で言ってご覧なさい、きっと石が飛んできますよ!
問題はその環境、与えられた条件をその人個人がどう捉えるか、それ次第です!
転勤ありor地元就職・地域限定職のさまざまなメリット・デメリット
全国転勤ありの場合と、地元就職・地域限定職の場合で、さまざまな項目でそれぞれメリット、デメリットが存在します。
収入、子育て、人間環境、さらには単身赴任に見るおっさんライフについて順を追って説明していきましょう。
1.収入
全国転勤を選ぶか地元で働くか・・それを判断するためのひとつの大きな要因、それは収入です。
しかしながら、これはやはり全国転勤型の仕事のほうが収入が高いのが一般的です。
全国転勤がある、すなわちいわゆる大企業である以上、地元の中小企業よりも平均年収が上がる傾向がありますからね。
転勤があるから年収が高いのではなく、企業規模・売上規模が大きいため年収が高くなりがちだということですね。
一方で最近の傾向として、大企業でもライフスタイルおよび働き方の変化に対応して、全国転勤型に加えて地域限定職を設定する企業が増えてきてます。
地域限定職の場合、居住地から通える地域での配属が約束される代わりに全国転勤型に比べて10〜20%程度収入が低いことが多くなっています。
「少しぐらい下がっても家族は養っていけるし、それより地元で暮らせるメリットを取るよ!」って人には合っている選択と言えますね!
2.子育て、教育
地元就職、転勤のない職場を選択、希望する人の大きな関心事として子育て、教育があります。
いやぁまさに親の愛情、気遣いですよね!
ま、しかし、転勤族の子供が絶対に不幸になるかというと、先程言ったように必ずしもそうではありませんね!
転勤の頻度がやたら多いのはさすがにかわいそうですが、何箇所か違う場所、土地で生活することで見聞を広め、バランス感覚を身につけ、友達を早く見つけるスキルを習得するチャンスを手に入れることができますからね!
例えば、帰国子女が外国語を話せる能力以外にも、的確に相手とコミュニケーションできる能力が優れているケースも多くて、テレビ局のアナウンサーなども帰国子女が多かったりするのは紛れもない事実です。
逆に言えば、ひとつの土地、生活環境で固執することで視野が狭くなる(広がらない)デメリットも含んでいるわけですしね。
やはりこればかりは転勤族は不幸!とは言い切れないと思います。
3.職場での人間環境
定期的に転勤がある場合と、基本的に職場が変わらないケースでは、職場での人間関係のスタンスも大きく変わります。
わたしの経験から言っても、ずーっと同じ職場にいるというのは息が詰まりそうです。
いや、ホントにエンジェルみたいな、仏様みたいな優しいオジサマ、オバサマばっかりだったら、ずーっとそこで働いてたいなぁとは思いますけどね
長いこと同じ職場にいるとね、まるでもつれた糸のようにね
ねじりまくってイヤになるわけです!リセットしたくなるわけです!
そういう意味では、転勤ってのは同じ会社にいながらにして、グダグダになってストレスの温床ともなっている職場環境を一度リセットするいい機会なわけです。
30年も同じ連中と四六時中顔を突き合わせて仕事するのって、どうなんでしょうねぇ・・ま、実際にたくさんいらっしゃるでしょうけど。
精神衛生上、職場環境を定期的に変えることができる全国転勤型のほうがメリットが大きいと言えるでしょう。
4.帰りたい?!帰りたくない?!!単身赴任って楽しいのか?!
いや、このブログはおっさんがおっさんらしく、より良いおっさんを目指して書いてるので、この項目を入れねばなりませんね。
全国転勤ともなれば、子供が大きくなってきた時に必ず直面するのが、
単身赴任の話。
単身赴任って、家族離れ離れ、愛する妻や子供、そして重い住宅ローンを背負って購入したマイホームともオサラバして、ひとり縁もゆかりもない土地でほそぼそと暮らさなきゃいけない・・
あ〜・・なんかわびしい・・ワビサビの世界やぁ・・蜘蛛の糸くれ〜
ま、なんかわかりませんけど、そんな感じでなんか不幸なイメージです、一般的にはね。
でもね、
私が知る限り、単身赴任をしていたオッサンサラリーマンに辞令が出て、晴れて家族のもとに帰れるようになった時、おっさんが思わずつぶやく言葉って
コレです!!
いや、これ一人や二人が言ってたことじゃないです!結構多いです、単身赴任が終わることをザンネンがる人は!
最初はひとりで洗濯もしないといけないし、奥さんが今までやってたことを自分でやらないといけないので、不便、面倒くさいことが怒涛のように襲い掛かってくるようですが、この生活に一度慣れると、これほど気楽なものはない!
ま、家族の生活費とダブルでお金がかかってくるので、当然金銭面ではかなり厳しくなってくるので、その点「それなりの収入があれば」という条件付きにはなるんでしょうけどね。
「晩ごはん」と言えばすなわち飲むことを意味し、家に帰れば風呂に入ることもなくクターっと朝まで寝て、誰の目を気にすることもない・・
まさに大学通いの下宿性さながらの第二の青春を謳歌しているオッサンが数多く存在します。
そういった光景を見ていると、ホンマに単身赴任って不幸??って思います。
それなりに楽しそうです!
全国転勤ありの会社での単身赴任・・それを楽しむオッサンがいるという事実!
これは見逃せません!
自分の納得いく人生を送れているなら、それも良し!
納得いっていないなら、会社を変えて、今までと違う人生を歩むのもいいでしょう。
転職する際はサポートの手厚いエージェントを利用するのがベターです。
マイナビAGENTならキャリアコンサルタントがしっかりサポートしてくれるので、転職をお考えの方には無料登録しておくことをオススメします。
まとめ
ライフワークバランスなんて言葉も世間に出るようになって久しい昨今。
働き方こそがその人の人生を左右すると言っても過言ではありません。
自分の幸せのあり方に正直に向き合うとともに、自分の特性、家族の希望を考慮した上で、自分の生き方に合った働き方を模索していくことが重要です。
自分が会社に合わせるのはなく、自分の生き方に働き方を合わせていく・・それこそがこれからの「自分らしい働き方」ではないでしょうか。