みなさん、どうも僕です。
沖縄・石垣島ってホントに魅力の多い観光スポットなんですが、数ある観光スポットでも人気の高いのが
「野底マーペー」
僕も林家ぺーならよく知っているのですが、石垣島に何度も足を運んでいながらマーペーには行ったことがなかったので、今回野底マーペーに行ってまいりました!
オッサンが膝をガクガク言わせながら登った野底マーペーの登山レポートをお伝えします!
「野底マーペー」とはどんな山か?
まず最初に、石垣島と言われたら何を思い浮かべますか??
多くの人が「海」を思い浮かべると思うんですけど、石垣島って実は山も多い島なんですよね。
石垣島には「於茂登岳(おもとだけ)」って山があるんですが、この山は石垣島で最も高い山であるだけでなく、沖縄県で最も高い山なんですよね。
だからなに??って聞かれても困るんですが、それだけ石垣島って山が多いってことです。
で、この「野底マーペー」。
高さこそ於茂登岳に劣るものの、山頂の景色が素晴らしいことで有名で地元の人のみならず、石垣島を訪れる多くの観光客にも人気の高いスポットなんです!
それに加えて、山と一口に言っても長時間かけて登る必要のある山ならハードル高いですが、野底マーペーは1時間ほど掛かるふもとからの登山道以外に、8号目まで車で行って15分ほどでサクッと登れるショートコースの登山道があるのです。
それなら、観光がてら気軽に登れますからね。ここも人気の秘密と言ってもいいでしょう。
恋人が引き裂かれた悲話が名前の由来となった伝説の山
「野底マーペー」。。なかなか変わった名前ですよね。
野底というのはこのエリアの地名で、正式名称は野底岳。
野底マーペーというのは別名、あるいは地元の人が呼ぶ愛称的な名前なんですよね。
じゃ、「マーペー」ってなんなのか??
そこには昔々、恋人がその仲を引き裂かれた悲しい物語が隠されているのです。
マーペーの山頂に登るとその逸話を説明する「伝説 ヌスク(野底)マーペー」と記された看板が設置されています。
昔琉球王国時代役人が国王の命として人々を一人残さず強制移住させる「道切りの法」という制度があった。当時黒島宮里村のカニムイ(男)とマーペー(女)は恋仲であったが道切りの法により享保7年(1732年)に建立された新村野底村へマーペーは強制移住させられた。
毎日、カニムイの事を思い泣きもだえていたマーペーは近くの高い山に登ってふる里を見ようとしていたがオモト山が高いために何も見えなかった。幾日もなげき悲しんだマーペーは頂上で祈る姿で石になった。その後人々はマーペーをあわれみこの山を野底マーペーとよぶようになった。
なんとも切なくなる話ですよね。
つまりは恋人のカニムイを毎日想い、嘆き悲しんだ娘・マーペーにちなんでこの山の愛称が付けられたというわけです。
この逸話を知ったら、マーペーへの興味も一段と湧いてくるというものでしょう。
オッサンが野底マーペーに登ってみた!
さあ、それではさっそく念願のマーペーに登ってみることにしましょう。
Googleマップでも「野底マーペー登山口(近道)」と検索すれば、ショートカットして登れるルートがわかりますから、心配ご無用。
ただし、車で登山道(近道)に向かうと、なんとなく分かるものの、幹線道路から入る標識が何もなくて、
「石中14期会」の心温かい人たちが設置してなんとも頼りない木の標識があるのみ。
幹線道路から数分車を走らせると、ラクしたい人用近道の登山口に差し掛かります。
車を数台置けるスペースもあるのでホント便利です。
では、いざマーペー山頂へ!!
登山道は一応整備されているとは言え、メジャーな山に比べれば、それなりにワイルド。
僕もスニーカーで登りましたし、スニーカーでなんとか登れる感じ。
ただし、雨が降った後だとぬかるんでかなり悪戦苦闘することになります。
坂が急な場所もあって、こういったロープがかなり役立ちます。
ってか、ロープありきで登れるところもあります。
どんなに標高の低い山であっても「山をなめると痛い目に遭う」というのは定説ですからね。
結構、悪路もあります。
グルコサミンが欲しくなる中高年の方にはちょっとツライ感じですが、それでも15分程度で山頂が近づいてきました。
視界がパッと明るくなった!
おぉぉ、この岩こそ恋人を想うあまり変わり果てた姿になったと言われる「マーペー」か!!
絶景やん!!
見渡す限り、青い海と空が大画面状態で僕に迫ってくる、そんな感じ!
僕一人なんで、テンション上がった状態で自撮りしてみました。
ホントは岩の上に立ち上がって、インスタ映えするような写真を撮りたかったのですが。。
いや、少し岩の上によじ登ろうとしたんですけどね、「足がすくむ」とはこのことかと思うほど、風に吹き飛ばされそうで怖かったんでやめました。
落ちてケガしても誰も来てくれないし。
↑風が強くて、ビビって立ち上がれなくなってる図
でも、当時はとても天気が良くって、太陽の光をさんさんと浴びながら、のんびり絶景を見ながら石垣島の大地と青い海、そして突き抜けるように美しい空を独り占めできて超感動でした!!
手軽に15分ほど登るだけで、絶景に巡り合える野底マーペーは超オススメです!
しかし、この後下山の際に、このオッサンに「思いもよらぬトラブル」が降りかかるのでした!
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まとめ
石垣島はマリンスポーツや離島観光に目が向きがちですが、島内の自然も見るべきところが多いです。
石垣島の観光スポットでも、石垣島の地形が見られる絶景と出会える野底マーペーは絶対スルーしてはならないスポットです!ぜひ行ってみてくださいね!
マーペーからの景色は本当に素晴らしいですよね
ろーひーさん、マーペーの山頂からの景色はホント素晴らしかったです!
また行きたいです!(⌒∇⌒)