みなさん、どうも僕です。
サラリーマンやってると、ふと思うのが
ってこと。
なんかどっちともメリット・デメリットがありそうだけど、本当のところは分からないまま。
「営業はなんだか大変そう」
「内勤ってずっと社内だしラクそう」
こんな感じでイメージだけで捉えてしまってる人が多いと思います。
ってことで、今日は40代のベテランサラリーマンの僕が、営業と内勤のメリット・デメリットについて自らの経験を交えて詳しく解説してみたいと思います!
営業(外回り)のメリット
自分の裁量で行動予定を立てられるから結構自由!
僕自身は社会に出てから、営業(外回り)と内勤のどちらも経験していますが、経験年数で言えば営業がかなり長いです。
そんな僕の経験で言えば、営業のメリットというのは、内勤と違って自分の判断で1日の行動予定や訪問ルートを決められるので、ある程度自由ってこと。
内勤だと常に上司や同僚の目を気にしながらって感じですからね、「自由度」はあまり無いですよね。
上司に監視されない気分的な楽さがある!
営業の場合は、内勤と違って上司・同僚の「監視の目」はありませんから、
って感じで、行動予定を自分の裁量で決められるところが内勤には無い大きなメリットです。
ですから、営業をやっているサラリーマンの男性で「内勤なんて絶対ムリ!」って言ってる人は、この旨味を十二分味わって有難みを感じているからこそ、そういった発言をしていると思いますよ。
業績(数字)さえやっておけばとやかく言われない!
もちろん、営業ですからクソ忙しい時には昼ご飯すら食べる時間が無いってことも普通にあったりします。
ただ、営業マンって数字さえやっておけば、ちょっとばかり休憩が多くても目くじら立てられないというのがオイシイところ。
ま、会社の外で何をやっていようが会社の人が見ているワケではありませんし、業績さえしっかり上げておけば、ある意味内勤よりも気楽かも、ってことは言えるでしょう!
業績査定によって高い報酬(ボーナス)を得やすい!
これは会社によっては異なりますが、営業だと業績査定に応じてボーナスが増額されたり、インセンティブ(目標達成に応じて給与以外に支払われる金額)が支給されたり、高い報酬を得やすい場合があります。
もちろん、営業も内勤も月給自体はさほど変わりが無いケースがほとんどですが、営業は高い目標数字の達成を求められる分、それをクリアした際の報酬による還元が手厚いことがよくあります。
これも営業の大きなメリットです。
営業(外回り)のデメリット
目標数字を求められるのでプレッシャーが大きい!
営業(外回り)の最大のデメリットとは、やはり数字を求められるところですよね。
会社から営業に課せられた使命とは「仕事(契約)を取ってくる」ということですから、それは責任重大です。
営業が稼がないことには会社の利益は増えませんから、おのずと営業マンに対するプレッシャー・風当たりもキツくなるというもの。
そういったプレッシャーに耐えかねて、営業マンから内勤に異動を希望する人も結構いますからね。
ま、そういったキツさと引きかえに、先にメリットのところでお伝えした「ある程度の自由さ」が味わえるワケですが、数字のキツさが大きすぎると自由だと感じられるメリットなんて吹き飛んでしまいますよね。
体力を消耗する!
それ以外に営業でデメリットなのは、暑かろうが寒かろうが外に出ないといけないってこと。
特に最近は夏の暑さがハンパないですから、東京や大阪などのオフィス街をダラダラと汗を流しながら歩くだけでも相当体力を消耗します。
車の運転が苦手だと最悪!
さらに営業である以上、電車移動だけでなく車で営業訪問を行うケースも多いですが、車の運転が苦手という人にはコレも苦痛だと感じる人はいるはずです。
営業(外回り)に向いている人はこんな人!
業績を求められてやっていける忍耐力がある人
営業に向いているは、まず目標数字を求められてもやっていける忍耐力を持っている人です。
内勤ならば、決められたことをミスなくこなしておけば、上司からどうこう言われることはないでしょうが、営業はいくら毎日忙しく働いていても、数字が悪ければ当然指摘を受けます。
ですから、長年営業でやっていくにはそういったプレッシャーに耐えることが出来る人が向いてると言えるでしょう。
取引先とうまくやっていける社交性、コミュニケーション能力がある人
それと、営業は会社の外に出て、たくさんの取引先と商談をする必要がありますから、社交性、そしてコミュニケーション能力は必須になってきます。
そもそも内勤の人だって社会人である以上、これらの特性は持ち合わせていてしかるべきなのですが、意思の疎通が苦手、あるいは人と合わせるのが下手という人は営業には向いていないでしょうね。
自分で判断できる自立心がある人
営業というのは、かなりの部分を自分で決めて行動していく必要があります。
ですから「指示待ち」の人間というのは営業マンとしてはまったく向いていないということになります。
タイミングを逃さず自分でコレだと思う判断を随所でやっていける自立心を持った人間こそ営業に向いていると言えるでしょう。
内勤のメリット
仕事内容に変化が無く、一定のリズムで働ける!
内勤のメリットは、一定のリズムで働くことが出来ることです。
営業で外回りをする場合、1日の行動スケジュールは毎日異なりますし、取引先の都合を最優先して行動予定を立てる必要がありますから、イレギュラーな対応もしばしば求められます。
でも内勤なら、やることというのは毎日それほど変化することはありません。
仕事内容も「前日やっていたことの続き」という感じで、一定しているので臨機応変さよりも、堅実にコツコツやっておけば良いという安心感がありますよね。
空調のきいたオフィスで働きやすい環境で働ける!
それと、内勤ですから営業のように外に出てカバンを持って駆けずり回ることはありません。
雨が降ろうが、夏のうだる暑さだろうが、空調のきいたオフィスの中で仕事を出来るメリットもありますよね。
内勤のデメリット
「監視の目」があり、自由度無し!
内勤のデメリット、それは営業なら味わえる自由さはほぼありません!
四六時中、上司・同僚の中で働くわけですから、営業みたいに「スタバに行ってちょっと休憩しよ!」なんて絶対出来ませんし、あるとすればトイレに行くのに少し席を立つぐらい・・・というのが関の山でしょう。
営業マンをやっていて、異動で内勤に配置替えされた人が味わう最大のデメリットがこの自由の無さです。
ま、仕事をやっているワケですから、自由が無いのは当たり前と言えば当たり前なのですが、一度営業の外回りを経験してしまうと、この束縛感が異常に苦痛に感じられたりします。
達成感や日々のやりがいが見えづらい!
営業の場合だと、1日単位である程度の結果なり成果というのが目に見える形で実感できます。
営業は、個人目標の達成度、取引先との商談成立、新規顧客の開拓など、達成感が比較的容易に得られるのですが、逆に内勤だとそういった達成感は希薄です。
この部分で、内勤はやりがいを感じたり、モチベーションが上がるというのは難しいでしょう。
座りっぱなしの仕事で体に負担を掛ける!
内勤だと必然的に座りっぱなしで同じ姿勢でいることが多いと思いますが、コレって結構体に負担を掛けているし、リスクが大きいんですよね。
以前、NHKのクローズアップ現代+で「座りすぎ”が病を生む!?」という特集をやってましたが、座りすぎが体の代謝機能や血流の面で悪影響を及ぼすらしいんですよね。
ま、病気になる以前にも同じ姿勢を続けていれば肩凝りや頭痛を引き起こす原因にもなりますし、営業マンのように出歩かないワケですから、必然的に運動不足にもなりますよね。
そう考えれば内勤のデメリットもそれほど少なくはないですよね。
内勤に向いているはこんな人!
ルーチンワークをコツコツとこなせる人!
内勤というのは営業と違って、毎日やることが頻繁に変わることはありません。
逆を言えば、あまり変わり映えしないことを毎日やるわけで、そういったルーチンワークをコツコツとこなせる人が適任と言えるでしょう。
営業のように「契約が取れた!」「取引先を開拓できた!」といったような日々の達成感は見えにくいわけですから、そんな中でも確実に業務をこなせる人材が内勤に向いていると言えるでしょう。
社内調整が上手い人
内勤は、営業のように取引先との接点が少ない反面、業務の遂行上、社内の他部署との折衝・調整がポイントになってきたりします。
いくらコツコツと仕事ができる人であっても、独善的な仕事をする人は周りから白い目で見られる羽目になります。
自己主張が強い人よりも、バランスが取れて、周りの人・他部署とうまく連携できる人が内勤に向いていると言えますね。
まとめ
僕自身も営業と内勤の両方を経験してきましたが、それぞれ良い面と悪い面があるものです。
大切なのは自分の特性を考えて、どちらがピッタリ合うかということ。
長いサラリーマン生活ですから、自分の理想的な働き方見合う職種を選択するのが得策ですよ!