みなさん、どうも僕です。
人生をよく旅に例えたりしますが、旅することは楽しくもあり、多くの学びを得られるイベントですよね。
旅に「何を求めるか」でその旅行そのものの意味や価値が変わってくるものです。
ただ単に美味しいものを食べて、美しい景色を見るってことなら深く考える必要はないのかもしれませんけどね。
でも、僕は
「旅とは人との出会いがすべて！！」
あえてそう言いたい！
人との出会いを求めるなら、宿泊先にリゾートホテルを選ぶより「ゲストハウス」にしたほうがいいよ！ってことをじっくりとお伝えします！
「ゲストハウス」と呼ばれる宿泊施設とは？
もうこの記事を読んでいる時点で、「ゲストハウスが何なのか知ってるよ」って人も多いでしょうが、一応説明しときますね。
まず、ゲストハウスは宿泊料金が安い！
ざっくり言うと、施設やハードがしっかりしているホテルよりもどちらかと言うと民宿寄り。
沖縄本部町のゲストハウス「なんで家ねん」
まぁ、現代版の民宿と言っても過言ではありません。
ゲストハウスを言い換えるなら「簡易的な宿泊施設」ということになりますが、もちろん日本全国にはたくさんのゲストハウスがありますので、その形態はさまざまだったりします。
（念のため言っておくとゲストハウスと呼ばれる宿泊施設は世界中にあります）
ただ、ゲストハウスのありがちな形態で言えば、寝る場所が「二段ベッド」というところが多いです。
沖縄・石垣島の「まつかぜザ・ゲストハウス」
沖縄・糸満市のゲストハウス「やど有」
先ほど言ったようにいろんなゲストハウスがありますから、二段ベッドの部屋もあれば個室もある、というところもあれば、二段ベッドがなくて個室だけで構成されたところもあります。
沖縄・本部町の「ゲストハウスいーさー」
ただし、個室と言っても、ホテルほどしっかりと設えられた（しつらえられた）ものではなく、極端に言えばベニヤ板で仕切られた程度の視覚的なプライバシーがなんとか確保されている部屋というところもあったりしますので、二段ベッドか個室かに限らず、ゲストハウスに泊まるにはそれなりの「覚悟」は必要かなとは思いますね。
いや、「覚悟」という大した問題では無いけれど、普段ホテルにしか泊まったことのない人はちょっと面食らうかもしれないので、「慣れ」というか「心構え」は必要でしょうね。
お分かりの通り、ゲストハウスという宿泊施設は要は「低予算」でお金がホテルほど掛かってません。
だから、ホテルに比べて格段に安い宿泊料金で提供できるというワケです。
ゲストハウスに泊まりに来る「お金に困らないリッチな人たち」
施設がホテルほど豪華でもなくて、寝る場所は二段ベッド、食事も出ない。。
それならなんでわざわざゲストハウスに行くのか？？ってそう思いますよね。
そう思う人も多いことでしょう。
たしかに学生のように低予算で旅をしている人も多く泊まりに来るんですが、
どう見てもお金に困ってないでしょ？？！絶対ホテル泊まれるっしょ？！
って人たちをゲストハウスでたくさん見てきました。
ゲストハウスに泊まって知り合った人の中には事業で大きく当ててアメリカに在住のセミリタイアした人や、
日本国中を飛行機で飛びまくってマイルをたんまり貯めてる人とか、
「石垣島を開拓にしに来た？？」と勝手にこっちが思いこんでしまうような素性不明のお金持ちっぽい中年男性とか。。
なんか貧乏っぽい人があんまりいないんですよね、不思議なことに。。
つまり、ハッキリ言えばゲストハウスに泊まりに来る人達は「お金を浮かしたい」からゲストハウスに来てるんじゃないんですよ！
なにを求めてゲストハウスに来るかと言えば、間違いなく
「人との出会い」
なんですよ！
石垣島「まつかぜザ・ゲストハウス石垣」のゆんたくで人と出会い語り合った！
「ゲストハウスあるある」の一つなのですが、ゲストハウスでは「ゆんたく」という独特の楽しみがあります。
「ゆんたく」とは言わばおしゃべりのこと。
その日宿泊した知らない者同士がおしゃべりするという「ゆんたく」がしばしば行われます。
これ、全てのゲストハウスで行われてるというワケではありませんし、ゲストハウス側が行うというものではなく自然発生的に行われるケースが多いようですが、このゆんたくが楽しくてゲストハウスに泊まりに来るという人が結構多いです（僕もそのクチです）。
ゲストハウスの大きなメリットのひとつと言えるでしょうね。
コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除され、「県またぎ」が解除された7月初旬に再び石垣島を訪れ、「定宿」としている「まつかぜザ・ゲストハウス石垣」に行ってまいりました！
まつかぜザ・ゲストハウス石垣の入り口
楽天トラベルやじゃらんなど各旅行予約サイトで軒並みにクチコミの高評価を得ており、僕がゲストハウスにハマるきっかけになった、お気に入りの宿です。
二段ベッドのドミトリールームは1泊1,900円と安定の安さです！（シーズンによって金額は変動します）
詳しくは前回記事もご覧ください！
コロナウイルスの影響は、このゲストハウスについても多分に漏れず甚大で、緊急事態宣言中は宿泊を断っていたらしいです。
営業再開した現在も、ドミトリールーム（2段ベッドの部屋）の宿泊人員を半分にしたり、消毒や換気に気を遣ったり、かなり厳重な対策が行われていました。
そんな厳しい状況にあっても、出会いを求めてやってくるお客さん、そして迎え入れる側のゲストハウスのスタッフの思いは変わることはありません。
その日、宿泊していた人と意気投合して車に乗せてもらって石垣島の観光スポットを回ったり、
スイス人の男性が作ってくれたグリーンカレーを宿泊者みんなで一緒に食べたり
思い思いに、お酒を飲みながらたわいもない話に興じて夜が更ける・・・
みんながこうやった初対面であるにもかかわらず、心を開いて話し合える空間ってそうそう無いんですよね。貴重ですよね！
年齢も、出身地も、職業も、そして人生背景もみんなバラバラ。
だけど、「人と繋がりたい」という思いは共通なんですよね！
泊まったこの日も多種多様な人たちに出会いました。
某大手食品メーカーに内定が決まってるW大の学生。
とある全国チェーンのゴルフショップの店長。
元キャバクラの店長。。。
普段会えない人たちばかり。
石垣島に観光に来た、というより正確には「人に会いに来た」というほうが正しいかも。
旅に求める価値って人それぞれであって良いと思います。
ゴージャスなリゾートホテルに泊まって非日常を味わう。
豪華な食事に舌鼓を打つ。
どれも素敵で、どれも大切。
でも、僕にとって旅に求める最重要な価値は「いろんな人と出会って刺激を受けること」。
旅に深みを持たせるなら、プライバシーの守られたリゾートホテルを捨て、あえてゲストハウスに飛び込んでみる。
それも一つの旅の楽しみ方。
そうすれば、旅も、そして人生すらも、見えてくる「景色」がガラッと変わってくるのではないでしょうか。
旅との向き合い方はすなわち人生との向き合い方と言っても過言ではないでしょう。
もしかしたら人生観すら変わってしまう。。
まとめ
ゲストハウス＝お金に余裕のない人のための宿、ではないということが分かってもらえたのではないでしょうか。
いろんな人とコミュニケーションを取り、繋がることで、「心の中にある地図」がどんどん広がっていきます。
ぜひゲストハウスに一度泊まってみることをオススメします！
（石垣島に行ったら「まつかぜザ・ゲストハウス石垣」に泊まってみて！）
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色々な出会いがあって素敵ですね(´∇｀)
ろーひーさん、ホントに素敵な出会いばかりです。石垣島のゲストハウスにはいい人しか集まってこないんですよ！不思議なことに