子供を連れてお出かけをお考えのみなさん、どうも僕です。
関西・大阪にあるお出かけスポットの中でも人気の高いのが吹田・万博記念公園にあるエキスポシティ。
そのエキスポシティにあるさまざまな施設は子供にとって格好の遊び場。
エキスポシティにある施設としてニフレルとともに有名なのが「オービィ大阪」。
でも、人気・・のはずのオービィ大阪ですけど、ネットでオービィ大阪に行ってきた人による口コミ情報を見てみると
とか
昨日、エキスポシティのオービィ大阪へ行ったけど、次行くかは微妙。
— たう (@originaltaurine) 2016年9月19日
といった、ちょっとネガティブなコメントが目立つんですよね!
こんな感想をネットで見てしまうと、「ホントに行っても大丈夫??」って思ってしまいますよね。
僕としては前から一度行ってみたかったスポットでもありますしね、その真偽のほどは実際に行ってみるのが一番!ってことで、オービィ大阪が本当につまらないのかどうか、検証も兼ねて子供を連れて行ってきました!
※追記:オービィ大阪は2018年9月をもって閉館となりました。
Contents
- オービィ大阪とはどんな施設か
- オービィ大阪の魅力、良い点その1 臨場感のある美しい映像がすごい!
- オービィ大阪の魅力、良い点その2 小さい子供に大ウケするアトラクションが興味をひきつける!
- オービィ大阪の魅力、良い点その3 遊びながら自然や動物について学べる!
- オービィ大阪の魅力、良い点その4 新施設「アニマルワールド」で動物とじかに触れ合える!
- オービィ大阪のイマイチな点その1 アトラクションが少ない!敷地が狭い!
- オービィ大阪のイマイチな点その2 アトラクションが微妙で刺激は薄い!デート、小さな子供向け?!
- オービィ大阪のイマイチな点その3 正規の入場料金は高い?!コストメリットは微妙!割引情報も!
- オービィ大阪のアクセス、営業時間
- まとめ
オービィ大阪とはどんな施設か
オービィ大阪は「五感で体験する大自然ミュージアム」という売り文句の、遊びながら自然や動物について学べる大型施設です。
大阪・北摂の万博記念公園にあるエキスポシティに2016年1月にオープン。
大自然の真の姿を克明に高いクオリティで撮影してきた「BBC Earth」の映像美と、技術とアイデアで人を楽しませることに長けたセガ(SEGA)のエンターテインメント性が融合合体したのがこのオービィ大阪なんです。
見るだけでなく、実際に五感で触れて感じることで、身をもって大自然の豊かさ、美しさ、不思議さを身近に感じることができる、子供だけでなく大人も楽しめるスポットに仕上がってます!
オービィ大阪の魅力、良い点その1 臨場感のある美しい映像がすごい!
こういった施設って、要はコンテンツ力が問われます。コンテンツが面白いか、内容で客を惹きつけ、圧倒できるかどうか、ってことですよね。
そういった意味で言うと、オービィ大阪の一番の売りは規模が大きく圧倒的に美しい映像美ってことが言えるんじゃないでしょうか。
もうね、これは理屈じゃなくて、パッと見て「あぁキレイ!」「うわぁ~スゲー!!」っていう素直な驚きや感動なんですよね。
ここはさすが世界が誇る大自然の映像を撮り続けてきた「BBC Earth」の技術力の高さですよね~。
それを感じることのできるのは、やっぱりオービィ大阪しかないですからね!
その圧倒的なクオリティを誇る映像美を具現化したエキシビションが超巨大スクリーンで自然映像を堪能できる「シアター23.4」です。
大迫力の画面を目の前に、自然のうごめきを身近に感じながら、大きく鳴り響く音響、振動、そして匂いや風まで、たっぷり五感で感じる貴重な体験ができます。
このシアター23.4はウチの子供たちも目を輝かせながら見ていましたし、もうじっと見入ってしまう、そんな感じです!
テレビなどで見る映像とは違った体験が出来ますから、子供にはぜひ見せてあげたいポイントです。
映像のスゴさを実感できるってことでいけば、もうひとつ「アースクルージング」も超オススメ!
臨場感溢れる映像が大スクリーンに映し出され、ほんとに自分が世界中のいろんな場所を旅しているかのような錯覚に陥ってしまう、そんなエキシビションです。
「鳥になって世界を飛び回りたい」
そんな人間として誰もが持つ夢を実現してくれるのがこのアースクルージングなんですよね。
オービィ大阪の魅力、良い点その2 小さい子供に大ウケするアトラクションが興味をひきつける!
この施設って室内で楽しめるっていうメリットもあって、そういう意味で言うとオービィ大阪って幼児~小学生ぐらいがメインターゲットかなぁという気がしてます。
その観点から言うと、小さい子供が楽しめるアトラクション(エキシビション)は結構揃ってます!
まず、こちらの「アニマルペディア」は幼児~小学生低学年ぐらいの子供が飛びつく施設です。
入場時に入場パス代わりに渡されるICリストバンドを画面に照射すると、いろんな動物の生態や知られざる謎についての説明が画面上にあらわれる仕組みです。
スクリーン上にあらわれる動物に光を当てると、wiki的な説明文があらわれる・・
作りとしては、ひねりがないと言えばひねりがない・・と言っちゃうと元も子もないけど、「学ぶ」ためのアトラクションとしては「あり」かなって感じです。
実際どの子供もこのアニマルペディアからずっと離れない・・といった現象があるので、単純な作りゆえに小さい子に人気ってことは事実。
小さい子供連れの家族にとっては外せないスポットです。
小さな子供がウケるということで言えば、コチラの「エキストリームフォトスポット」もオススメ!
BBC Earthが撮影したさまざまな動物や景色の画像との合成写真が取れるエキシビションです。
好きなポーズで撮影した人物の写真と、スケールの大きい動物との組み合わせがなんとも不思議でなんとも面白い!
やっぱり意外性というか、非日常性が子供のハートをくすぐるんでしょうね!
オービィ大阪の魅力、良い点その3 遊びながら自然や動物について学べる!
オービィ大阪のテーマは「遊びながら学ぶ」ってことですが、ありがちな子供向けの公的施設とは違うところは「遊ぶ」部分の充実ぶり、ですね。
まぁそこの充実があってこそ、高い入場料を払ってるわけですが。
その観点でいくと「エレファンツ」はオススメ!
360度ぐるっと見渡せる「時限移動装置」に乗って中央アフリカに瞬間移動し、ゾウの群れと一緒に旅をして、自然の脅威とそれを乗り越えたくましく生きるゾウの生態を実感できるエキシビションです。
水を求め移動するゾウ、水を口にすることも出来ず瀕死状態の子ゾウを必死に連れて行こうとする親のゾウ、突然襲い掛かる嵐・・さまざまな苦難をゾウと同じ目線で体験できるわけです。
振動があったり、臨場感もバッチリあるし、動物園で見るゾウとは違う、アフリカで生きる真の姿を垣間見ることが出来るので貴重な体験が出来ますよ。
オービィ大阪の魅力、良い点その4 新施設「アニマルワールド」で動物とじかに触れ合える!
オービィ大阪では昨年2017年11月に新施設「アニマルワールド」が新規オープン。
この「アニマルワールド」ではミーアキャット、プレイリードッグ、ハリネズミ、ミミズクなど珍しい動物がいて、そういった動物に実際に触れて、自分で写真撮影ができる、という魅力的なスポットなんです!
普段なかなかお目にかかれない動物に実際に触れるってのはなかなか出来ないことですしね、実際子供たちは「キャッキャッ!」って感じで大興奮でしたよ!
このアニマルワールド、趣旨としては「動物撮影のコツを学ぶ」ってことらしいですけど、参加者は小さい子供が多くて、動物に触れられるってポイントが一番大きいように感じました。
見る限り、アニマルワールドの参加者は一様に満足そうでしたし、何より子供たちの興奮ぶりを見ると、かなり満足度が高いスポットだなぁと感じました!
これを体験するためにオービィ大阪に来る・・ってのもアリだと思いますよ!
オービィ大阪のイマイチな点その1 アトラクションが少ない!敷地が狭い!
僕もオービィ大阪に子供と行く前に、子供とのお出かけ情報が載ってるサイト「いこーよ」を読んだんですけど、満足したという書き込みコメントもあれば、不満が書かれてある口コミコメントもあったんですよね~。
たとえば、こんな口コミも
施設は大きいくせに、体験できる数は少なすぎて、1時間もあれば全部回れます。
いや~、これはね、まぁ同感というか当たってます!
もう少しアトラクション(エキシビション)の数が多ければなぁ・・というのは正直感じますね。
で、敷地もね、1階と2階から構成されてるんですけど、思ったより狭いというかコンパクトなんですよね。
ここに丸1日はちょっとキツいかな~って感じで、わりとサクッと短時間で回りきることが出来ちゃいます。
まぁ敷地がコンパクトなのは小さい子供連れの観点で言えば、迷子になりづらいし、目が届くところに子供がいるってことでメリットでもあるわけですけどね。
人によっては飽きがきやすい、リピートしづらい、という点はあるかなと思います。
オービィ大阪のイマイチな点その2 アトラクションが微妙で刺激は薄い!デート、小さな子供向け?!
先ほど紹介したお出かけ情報サイト「いこーよ」のオービィ大阪のところにはこんな口コミも
幼稚園児の娘は楽しそうでしたが5年生の娘には物足りなさそうでした(^_^;)
う~ん、まぁなんかわかるかな~って感じですね。
小学校低学年までにはウケるかもって言う人も多いんですけど、やっぱりアトラクションの「味付け」がマイルドで刺激としては物足りないのは否めないところ。
コンセプトが遊園地なんかとは違いますから、やたら揺れ動くエキシビションとかありませんし、刺激はそれほど無いかなという感じ。
エキシビションで言うと、危機に瀕するマウンテンゴリラの暮らしぶりに迫る「4Dシアター マウンテンゴリラ」も若干「薄味」。
めったに見ることの出来ないマウンテンゴリラに近づき、その生態を垣間見て、ボスゴリラに襲われそうになる危険を感じながら・・という感じで、振動、風、霧も出てくる4D体験が出来るという触れ込みのエキシビション。
3Dメガネで見るってこともあり体験前の期待度としては非常に高かったのですが、6分程度の映像は正直、コンテンツとしては正直微妙でした。
マウンテンゴリラの生態を見られるのは良い点ですが、想定以上の興味を掻き立てられる・・ほどでは無かったです。
また微妙と言えば、コンマ数秒の世界を表現した「タイムスライス」も微妙でしたね~。
頭を振る熊や、高速で羽ばたくハチドリの動きと、人間の動きを比べ合わせて、その動きのスゴさを実感するというのがこのエキシビションの趣旨。
まぁ、ですが、正直面白く無かったですね~。
人間と並外れた運動能力を持つ動物たちと人間が勝負して、そのスゴさを実感する・・ってのが狙いかなと思いますますけどね。
まぁ、市など運営している、教育のための施設でコレがあるなら「アリ」でしょうけどね。
それなりの料金を取っている施設なわけですから、来場者も一定のハードルを想定しますので、そこを超えてこないと満足度には繋がらないんですよね。
コンテンツが面白くないと「学ぶ」以前に子供がやりたがらないので、イマイチかな~という感じでした。
好きなシートをかざすと部屋全体のディスプレーがその色に変化する「アースパレット」に至っては、ただ単に「綺麗」というだけで大した感動もなかったので、ちょっとザンネンな感じではありました。
子供はほぼ無反応って感じでしたしね。
全般的にエキシビション自体は刺激が薄く、大人しいものが多いので、小さい子供がいるファミリーやデートに向いてるのかなぁという印象を持ちました。
オービィ大阪のイマイチな点その3 正規の入場料金は高い?!コストメリットは微妙!割引情報も!
最後にオービィ大阪の料金設定について、です。
僕がオービィ大阪に行くなら行くべき!と言っていた「アニマルワールド」付きの1DAYパスワードだと
- 大人 2,700円
- 小・中学生 1,836円
- 幼児(4歳以上) 1,404円
とそれなりの値段設定がされていますね~。
家族4人(親2人、小学生2人)で行ったとしたら、入場料金だけで9,000円を超えてしまいます!
う~ん、これはどうなんでしょう、微妙ですね~。正規料金だとちょっと高いかなぁと思う人もいるかもしれませんね。
ですが、そこはネットで割引クーポンをゲットすれば少しお得になりますよ!
ドコモが運営するdエンジョイパスなら、1DAYパスポートが100円割引となるクーポンが入手できます。
dエンジョイパスは、オービィ大阪以外にもたくさんのレジャー施設、映画、レストランの割引が効きます。
月額料金は540円ですが、割引サービスを受ければ、簡単に元が取れるのでオススメです。
しかも、今なら初回登録で31日間無料なので、お気軽に試してみましょう。
なお、「3回以上オービィ大阪に行くよ!」という人は年間パスポートがグッとお得になりますのでこちらもぜひ検討してみましょう。
オービィ大阪のアクセス、営業時間
住所:大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内
TEL:06-6155-7299
電車でのアクセス:大阪市営地下鉄(北大阪急行) 千里中央駅から大阪モノレールで約6分、「万博記念公園駅」で下車、徒歩5分
駐車場:エキスポシティの駐車場を利用 オービィ大阪利用者は2時間無料、以後30分ごとに200円
まとめ
今回、はじめてオービィ大阪に子供と一緒に行ってきたのですが、子供たちの感想は「めっちゃ面白かった!!」とのことです。
たしかに遊園地のように体が揺れ動くようなアクション系のアトラクションはないわけですが、その代わり子供たちの興味、好奇心を大いにくすぐる仕掛けがたくさんあります。
「地球ってどんなところ?」
「動物ってどういう風に暮らしてるの?」
そんな知りたい気持ち、学ぶ気持ちを育てるにはオービィ大阪はもってこいだと思いますよ!
行ったことのないって人はこのレビューを参考にしていただき、子供と一緒に地球探検に出かけてみてはいかがでしょう!