「桃太郎」を使ってリーダーシップ&チーム理論を分かりやすく説明しよう!

【大人にも愛される理由】「桃太郎」はチームで勝つ組織論を教えてくれるおとぎ話だった!

みなさん、どうも僕です。

子供たちに読み聞かせする定番のおとぎ話と言えば「桃太郎」。

「桃太郎」って、単なる悪いヤツをやっつけるだけの勧善懲悪の話だと思ってませんか??

いや、実はそうではなくて、ビジネスにも応用できる、チームで目的に向かって活動する組織理論に通じる深ーい話だったんですね~!

ってことで、桃太郎が教えてくれるチーム戦略&組織論についてお伝えしたいと思います。

 

鬼退治のお供にわざわざ動物??

桃太郎はおとぎ話で最も有名な逸話。

物心つかない小さな子供の時から読み聞かせされてるので、ストーリーの内容に疑いを持つ人は誰もいないと思います。

 

ただね。。僕、根本的なこと気付いちゃったんですが。。

鬼退治に行くのに、味方として連れて行くのがなんで「動物」なの??

ボク
人間でエエやん!!

 

だってね、「鬼を倒す」というミッション(目的)を達成するためには、最も強力なチームを組む必要があるワケでしょ??

 

だったら!

 

動物なんか連れて行かずに。。

桃太郎のほかに。。

 

「人間」をあと3人呼んでくればエエやん!!

違います??

そのほうが強力やん!!

 

それをわざわざ、人間より「非力」な動物、サル、犬、キジにお供を頼むって、どういうこと??

 

弱点よりも長所を見極めてチームを組め!

桃太郎に、サル、犬、キジが加わった「チーム桃太郎」。

彼らのミッションは、そう!鬼ヶ島に行って鬼たちをやっつけること!

 

鬼をやっつけるには腕力、つまりパワーが必要なのだけど、桃太郎が鬼退治のためにリクルートしたのは猿、犬、キジの動物たち。

たしかにこれら動物たちは人間に比べればパワーでは圧倒的に劣ります。

 

ただし、彼らには桃太郎より秀でているモノがあるのです。

猿は「知恵」

犬は「忠誠心」

キジは「勇気」

 

元々、腕力(武力?)に秀でた桃太郎にとって欲しかった能力がこれら動物たちには備わっていたワケで、だからこそ彼らをリクルートしたのです。

桃太郎って当たり前にお話を聞いてたけど、あえて動物にお供を頼んだのってそういう部分じゃね??

ボク
動物をうまくコントロールして鬼をやっつけた桃太郎はめっちゃ良いリーダー!

 

弱点にばかり目を向けて、長所に目を向けないなんてバカバカしい。

多様な能力と個性の組み合わせというのが目的達成には必須だということを桃太郎は教えてくれてます。

 

最強チームはいろんな個性が集まって成り立つ!

桃太郎に猿、犬、キジを加えた「チーム桃太郎」って、われわれが日常生活をしていく中でもチームを組むことが多いから、実はとても参考になるんですよね。

冒頭にお伝えしたビジネスの場なんかでは特にそう。

企業の中でもチームを組んで仕事をやっていきますよね。

プロジェクトを組むのでもそう。

 

ここで問題になってくるのはチーム構成、つまり組み合わせ。

同じ特徴と個性を持った人間ばかりの寄せ集めじゃダメなんです。

 

最強のチームとはお互いの能力の足らない部分を補完しあう、いろんな個性の持ち主を結集しないとダメ。

プロ野球の世界でも、ホームランを数多く量産する強力クリーンナップだけではなく、足が速く、バントが上手い1番バッター、2番バッターがいないと優勝にはたどりつかないのと同じことです。

サッカーでも、優勝するチームには点取り屋だけでなく、屈強なディフェンス陣、そして神懸かり的に失点を食い止めるゴールキーパーが必ず存在します。

 

一方、われわれの社会に目を転じるは実情はどうでしょうか。

会社の上司や組織のリーダーが未熟な場合、自分と同じ感覚を持っていないとイラだつ人が多いものです。

「なんでオレのように考えないんだ!」ってね。

ボク
だから、残念なリーダーは自分に同調するイエスマンばかり探したがるのです!

 

 

家族や友達なら同じタイプの人間を探すのは分かります。同じタイプの考え方、個性を持つ人間はなにせよ落ち着きますからね。

 

でも、チームとは「ミッションを達成するための集まり」。

タイプは違って全然当然であり、ミッション達成に向けてそれぞれが持つ能力やリソース(資源)を最大限発揮さえすればそれでOK。

だからこそ、弱点をとがめるより、長所を生かす。

それがチーム桃太郎に学ぶ戦術というものです。

 

「君に友だちはいらない」

ここで一冊の本をご紹介しましょう。

「君に友だちをいらない」という本。

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一瞬ドキッとさせるタイトルですよね。

でも、このタイトルの真意とは、「なんとなく繋がっているだけの友だち」は要らないってこと。

ある目的やミッションを達成させるために「意味のある繋がり」を持った友だちを作りなさいということがこの本で述べられています。

 

著書の瀧本氏は、この本の中でドイツの社会学者テンニースが提唱した「ゲマインシャフト」「ゲゼルシャフト」という言葉を使って説明しています。

  • ゲマインシャフト=血縁関係や友情などにより自然発生した集団や共同体。人間関係を重要視した「情緒的集団」。
  • ゲゼルシャフト=ある目的や利益のために作為的に作られた集団、チーム。利益や機能を重要視した「機能的集団」。

 

「ゲマインシャフト」というのは、SNSでイイねを押し合う、なんとなく繋がっている友達同士のイメージ。

特別好きじゃないけど、縁を切るとなんとなく輪が乱れそうだし、なんとなく付き合っている現代社会の縮図のような「情緒」や「雰囲気」に支配されてる付き合いのイメージ。

 

対して、「ゲゼルシャフト」は同じ志を持ち、目的達成のために意見を交わし合い、真剣に取り組み、ミッションコンプリートが最優先される繋がりのイメージです。

日常生活における友人関係や家族というのは損得勘定で付き合ってるワケではないのでゲマインシャフトで良いけれど、それを勘違いして、ビジネスや勝負の世界にも私情を最優先した人間関係のスタンスを持ち込んでしまっている人が多いのでは?

 

ビジネスやスポーツ、あるいは何らかのプロジェクトにおいては、「あの人がここの部分がイヤだ」という情緒的なわだかまりは一切排除して、多様な「個」の良い部分を結集させる必要がありますよね。

だから、「ダラダラとなんとなく繋がっているだけの」友だちは要らないんです。

 

 

同じ志を持つ猿や犬やキジ(=チームメンバー)の良い部分を引き出し、ミッションコンプリートに向けて力を尽くす。

それが「チーム桃太郎」が我々が学べるポイントではないでしょうか。

 

 

まとめ

なんの疑問を持つことなく子供の頃から親しんでいた桃太郎の話。

一見、非力にも思える猿、犬、キジをお供としてリクルートしたのは桃太郎に足りない能力を持っていたから。

「違い」こそ「能力」なのです!日常生活にも「チーム桃太郎」を置き換えて発想の転換を図ってみてはいかがでしょう!

 

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【大人にも愛される理由】「桃太郎」はチームで勝つ組織論を教えてくれるおとぎ話だった!

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NLPマスタープラクティショナーの資格を持つサラリーマン兼ブロガー。 「たまてBOX」では、おっさんが今より素敵になれる耳よりな情報から、サラリーマンにオススメの情報、更には「どーでもいい」話題まで幅広く深く掘り下げて紹介しています! 書籍への掲載、他メディアでも紹介多数。 さぁアナタもたまてBOXファンになりませんか! マインドセットを扱った別ブログ「審判は自分自身」も絶賛更新中。 記事執筆依頼、取材依頼もドシドシとお待ちしております!

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