「なぜ運が悪いのか」不運が続く原因と対処法を科学的に解明してみた!

みなさん、どうも僕です。

僕も40代になり、人生の折り返しを回ったところまで来ました。

この歳になると、どんな人が運を引き寄せ、周りに人を集めるのか、だんだんわかってくるようになりました。

そこで、具体的にはどんな人間が、人と運を引き寄せるのか考えてみたのですが、そのモデルとして僕が個人的に思い浮かぶのが

漫才師・千鳥の大悟なんですよね!

一見コワそうな外見なのに、テレビでは大人気となっている彼。

一体どこにそんな魅力があるのか、大悟の人当たりの良さがどのように運に影響しているのかをできる限り理論的に分析してみましたのでご覧ください。

こんな人にオススメの記事です!
○自分では「いい人」だと思うのに運がなく、不幸だと思っている人
○自分が利己的、自己中心的でそれを変えたいと思っている人
○運の引き寄せのメカニズムを科学的に理解したい人

 

運と人を引き寄せる千鳥・大悟の人に好かれるエピソード

千鳥は2000年に結成された漫才コンビ。

お互い岡山県出身で、笠岡商業高校時代に知り合って意気投合しただけあって、ノブと大悟の仲の良さも評判のコンビです。

漫才賞レースの最高峰と言われるM-1グランプリやTHE MANZAIにもたびたび出場し、徐々に露出度を高め、2012年頃に晴れて東京進出を果たしました。

 

そんな千鳥ですが、東京進出前の売れてない時代から大悟の面倒見の良さがしばしば話題になっていました。

東京進出前の大阪時代、売れてないため収入も大して無い状態であるにもかかわらず、連日芸人の後輩を連れて飲み歩き、先輩であるということで、飲み代をすべて奢っていたというのです!

そしてその結果、借金を重ね、その額は数百万円にものぼったと言いますからスゴい!

それを様子を見かねて、今田耕治が「もう後輩連中は大悟にたかるな!」と後輩芸人に怒る始末・・。

 

借金してまで後輩にご飯をおごるなんて、面倒見がいいってレベルじゃないかもしれないけど

まぁでもね

そういう、自分を差し置いて他人を大事にする姿勢、人柄ってのはやっぱり伝わるもんですよ!

東京進出後、長い間苦杯をなめていたわけですが、テレビ埼玉のローカルのロケ番組でその真価を発揮するとともに、徐々に業界内にも人の輪を広げていくにつれ評判が評判を呼び、徐々に千鳥の仕事が増え出していきます。

有名な話では、大悟が志村けんと3日連続で飲みに行くって話もありましたけどね、

志村けんってお笑い界のレジェンドですよ!なんでそんなに可愛がられてるの??

そう思いますよね??

 

結局、人間って損得勘定オンリーで考える人じゃなくって、自分以外の他人のことを考えてる人かどうか、人間の本質が見られてるんです!

結局、そこを見抜いて人が寄ってくるんですよね。

 

借金してまで後輩にご飯をおごる・・

なかなか出来ないですよね、そこまではね。

そんな面倒見が良すぎる大悟だから師匠と呼ばれる人はもちろん、同僚や後輩にも好かれるってわけです。

売れてなくても、結局そういった人が運を引き寄せていくわけですよ。

 

他人に配慮できる人が運をつかむメカニズム-認知的焦点化理論

実はね、他人に面倒見がよい、他人に配慮できる人が運を引き寄せやすいってことを科学的に分析している理論があるんです。

その理論は「認知的焦点化理論」と呼ばれるもので、京都大学大学院で工学が専門の藤井聡教授が主張されているスキームです。

認知的焦点化理論については、図を見てもらえるとイメージがつかみやすいので、下の図をご覧ください。

 

認知的焦点化理論のメカニズム

横軸は「社会的・心理的距離」をあらわしており、自分を基点として右に行くほど

自分→家族・友人→知人→他人

と関係がどんどん遠くなっていきます。

 

そして、縦軸は「時間」をあらわしています。現在を基点として

現在→自分の将来→子供の将来→社会の将来

という風に、こちらも時間軸で上に行くほどどんどん現在から遠ざかっていくわけです。

 

この図では、自分のことや目先の損得勘定でしか考えない人間よりも、自分の周りの人やあかの他人に対しても配慮ができる人、あるいは現在から遠くを見据えて社会の将来まで配慮できる人が運がいいことをあらわしています。

 

たとえば、強欲で自分のことばかりしか考えない人間よりも、

千鳥の大悟のように他人のことを思いやれる、配慮のできる人間が運がよく(社会的・心理的距離)

現在のことばかりでなく日本の将来を慮った坂本竜馬のような人間(時間)

が運をつかめる可能性が高いというわけです。

 

このグラフの「社会的・心理的距離」と「時間」をむすぶことにより出来る面積こそが運の大きさとも言えるわけですね!

ボク
面積が広い人間が運を引き寄せやすい!

 

一見「いい人」、偽善者が結局「得」をできない決定的な理由

先ほどの項では、「他人や社会全体の将来を気遣える人間が運をつかめる」って理論をご紹介しましたが、

そんなのただの理論上の話じゃないの?

って思う人もいるかも知れませんね。

でも、これについては藤井教授は人間の持つ3つの原理なぞらえて説明されています。

 

「お互いさま」の精神を持つものが得をする-互恵不能原理

人間は誰であっても、なんらかの組織、コミュニティの中で生活しています。

その中にあって、自分のことばかりしか考えない人は

名前
なんやねん、アイツ!自分の利益ばかり考えやがって!

って感じで常に嫌われる運命に遭います。

「お互いさま」、Win-Winの精神が重んじられる社会では、こういった人間は弾かれてしまいますので、結局運を手に入れることが出来ない、というわけです。

(互恵不能原理)

 

人間には生まれつき「悪者」を見抜く遺伝子が備わっている!-暴露原理

暴露原理

カメレオンが自分の身を守るために、いろんな色に変化させることで生き延びてきたように、人間も人類誕生から今に至るまで存続しえた機能ってものがあるんです。

それが「悪者」を見抜く遺伝子です!

先ほど「他人を思いやることが出来る人が運をつかむ」って言いましたけど、世間にはパッと見、「人が良さそうに」見せている人ってたくさんいますよね~。

実は他人のことなんてこれっぽっちも考えてないのに、自分の利益を獲得するために「いい人」を演出するという・・いわゆる偽善者ですね!

でも、こんな「なんちゃっていい人」はいつまでも、ぬくぬくとひとり自分の利益を出し抜けるかというと、ずっとそう出来るわけではありません。

結局、こういう偽善者は、「目が笑ってない」とか「言葉の端々にボロが出る」、あるいは「裏でやってる悪事がバレる」といったなんらかのアラームを発しているので、ダマされ続けるということはないわけです。

 

そして、それを見逃さずに悪者を瞬時に見破ってしまう遺伝子が、われわれ人間には生まれつき備わっているのです。

だから、いい人のふりをしている「ポーズ」だけの人間は結局排除され、運の恩恵にあずかれないというワケですね。

(暴露原理)

 

利己主義者ばかりの組織、社会は必ず滅びる-集団淘汰原理

利己主義者は「現在」そして「自分だけ」の利益追求には貪欲なため、短期間においては目を見張る利益や恩恵をこうむることが出来るかもしれません。

でも、企業においても「成果至上主義」のいわゆるブラック企業というのは、社員の幸福感や人生観を無視し、近視眼的な経営が行われることから見ても、長い繁栄は難しいことが容易にわかるでしょう。

利己主義者は、そのマインドがゆえに「いい人の輪」には加わることが出来ずつま弾きされる存在となるため、利己主義者が支配する組織、社会はまるごと淘汰されてしまうことは当然の結果と言えるわけです。

(集団淘汰原理)

 

運を引き寄せるには「自分」の概念を変えて広い心を持て!

世の中を見渡して、

俺って運がない!こんなに頑張ってるのに!
わたしってなんで不幸なの!

という風に、今の現状に不平や不満を持ってる人ってすごく多いんですよね。

ま、そういう人って善人か悪人かって言ったら、悪人って意外と少ないんじゃないかなぁとは思いますけどね。

 

でもね、運がないとかって言うのは、結局自分次第なんですよ!

自分が引き寄せるよう行動してるかどうか。

「損して得とれ」じゃないけど、普段から損得勘定の視点で行動してないかどうかってところをしっかり見直す必要があるんです。

 

この僕だって、もともと自己中心的なところがあって、

ボク
別に俺は俺だからいいや!ほっといてよ!俺は俺自身に興味があるだけだから!

ってスタンスだったけど、ある時ふと思ったのが

ボク
こんな人生ってなに??くそつまらねー!

って思っちゃったんですよね。

 

他人とかかわるなんて面倒くさいなあって思ってたけど、その感覚ってザンネンだなって今更ながら思いますよ。

人と関わって「損!」とか、他人が知らないところで少しラッキーな思いをして「得した!」とか、ホントにレベルが低いワケですし。

そんなこと人生を続けてたら、絶対に運なんて寄ってこないですよね~。

 

「じゃ、どうすれば運を引き寄せられるの?」

ってところですけど、良い行いをやればいいってことじゃなくて、大悟を見てればわかるんですけど、

自分の配慮の行き渡る範囲が広いか狭いか

ここに尽きるんですよね!

 

だって、大悟がお金が無いのに後輩におごるのは

「自分」の後輩だからおごるのが当然

という意識だからであって、決して

今のうちに恩を売っておけば、そのうちなにか返してくれるだろう

とか

いい人ぶって評判を上げよう

とかいう考えではないんです。

 

大悟のように運を引き寄せる人ってのは、無意識的に「自分」という概念が広いんですよ!

「自分」の概念が狭義の「自分」という人間を指し示すのではなく、

「自分」の仲間

「自分の」の後輩

「自分」の知ってる人

「自分」の仲間になるであろう人

「自分」という概念が、普通の人よりすごく広いわけですよ!

引き寄せのヒント

だから、そういう人というのは、「自分」の概念に入る人すべてが良くなるように行動しているだけであって、人に恩を売ろうなんて感覚はさらさらありません。

「運を引き寄せる」ってね、スピリチュアル的に引き寄せることもできるかもしれないけれど、まずやるべきこととして、自分のマインドを変えることが先決なんですよ!

 

まとめ

運というのは自助努力ではどうにもならず、神頼みでもするしかないってイメージもありますが、かならずしもそんなことはありません!

よく言われることですが、生まれる前から決まっている「宿命」はどうしようもありませんが、「運命」はマインドの持ち方や行動を変えることで自ら買えることができますからね。

善人を目指さなくとも、広い視野で物事を見て、常に配慮をするよう心がければ、あなたの運は変わるかもしれませんよ!

千鳥の大悟を見習って、「人類みな兄弟」というスタンスで生き方を変えてみませんか?

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NLPマスタープラクティショナーの資格を持つサラリーマン兼ブロガー。 「たまてBOX」では、おっさんが今より素敵になれる耳よりな情報から、サラリーマンにオススメの情報、更には「どーでもいい」話題まで幅広く深く掘り下げて紹介しています! 書籍への掲載、他メディアでも紹介多数。 さぁアナタもたまてBOXファンになりませんか! マインドセットを扱った別ブログ「審判は自分自身」も絶賛更新中。 記事執筆依頼、取材依頼もドシドシとお待ちしております!

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