管理職必読!中村俊輔も惚れるジュビロ名波浩監督に学ぶリーダーシップ論!

みなさん、どうも僕です。

 

わたし、サッカー好きなんですが、最近サッカー界を賑わせていた話題といえばコレ!

「ミスターマリノス」と呼ばれ、横浜マリノスのイメージそのものだった中村俊輔選手がジュビロ磐田に移籍したことですね~。

マリノスに骨を埋めるとすら言われていた中村選手のまさかの移籍に驚いた人も多いはず。

マリノスファン
マリノスで引退して、マリノスの監督になるもんだと思ってた!!

しかし、この移籍の背景には中村俊輔の心を動かしたジュビロ名波浩監督の存在が大きかったことが中村俊輔本人からも明かされています。

サッカーマニアさん
監督が名波浩ってだけで移籍を決めるなんて、名波さんにはよほど人望があったんじゃないか??

そう思うのはムリもありません!

名波監督ってわたしとほぼ同世代の青年監督なんですけどね、ホントに選手のモチベーション、やる気を高めるのが上手くってチームの雰囲気がめちゃくちゃいい!

選手を掌握するマネジメント手法やリーダーシップってビジネスの世界でも企業での組織運営に大いに役立つんじゃないかなぁ~って思うんですよね!

ってことで、今日は名波浩監督に学ぶ、組織と人材を活かすリーダーシップ論について語ってみたいと思います。


「ミスターマリノス」中村俊輔がクラブを出なければならなかった真相とは?!

マリノス運営の業績悪化が呼んだ「業務提携」がマリノスらしさを失わせる原因に!

中村俊輔選手は1997年に桐光学園を卒業後、横浜マリノスに入団。チームの中心として活躍した後、海外移籍を果たし、レッジーナ(イタリア)、セルティック(スコットランド)、そしてエスパニョール(スペイン)を経て、2010年にマリノスに復帰しました。

通算13年の長きに渡り、中盤を支配するゲームメーカーとして躍動、確たる地位を築いてきました。

しかしながらその過程の中でマリノスの運営が大きく傾き、赤字が顕在化。その打開策としてマンチェスター・Cなどを持つシティ・フットボール・グループ(CFG)と業務提携することとなり、この出来事が「マリノスらしさ」を失わせる遠因となってしまいます。

 

モンバエルツ監督との不和、試合出場激変・・危機を迎えた中村俊輔のキャリア

マリノスそして中村俊輔としての転換点を迎えたのが2015年、フランス人モンバエルツを監督に迎えたことでした。

フランス国内で5冊もの戦術論についての本を出している理論派。

提携しているシティ・フットボール・グループのネットワークにより探し出した人材でクラブ史上初のフランス人監督となりました。

U21フランス代表などを率いて、ユース世代、若手の育成・登用に強いことも選出の理由のひとつだっただろうと思います。

・・・しかし、

蓋を開けてみれば、選手とのコミュニケーションが欠如、高圧的な指導は選手との軋轢を生む一方でどんどんチーム内の雰囲気も悪化。

チームの中心的人物である中村俊輔もなんどか話し合いを持ったようですが、一向に歩み寄る姿勢を見せないモンバエルツ監督にブチ切れ寸前。

そういった経緯もあってか、徐々に中村俊輔の試合出場が激変していく状況に・・。

マリノスファン
モンバエルツがクソすぎるんだけどね!

しかし、自分の出場どうこうよりもチームとして向かうべき方向性が見えず、なんら一体感のないチーム事情に絶望的になっていたというのが移籍に繋がった大きなポイントだと思います。

マリノスファン
高い技術や戦術も、それを実行する選手のモチベーションがあってこそだからね!

 

1億2,000円の年俸をかなぐり捨て、4,000万円ダウンでの移籍を決めた中村俊輔

そんな状況の中、今年で39歳を迎える中村俊輔が決断。

名波浩監督が率いるジュビロ磐田への移籍が決定。

中村俊輔がインタビューの中でも答えていますが、ジュビロ磐田への移籍の決め手となったのは「監督と選手との距離感」。

横浜F・マリノスで敵側としてジュビロ磐田を見ていた時に、ジュビロがゴールを決めて真っ先にベンチにいる監督めがけて抱きつきに行く光景が非常に印象的だったとか。

「プロではなかなか監督に抱きつきに行くなんてことはない、高校生じゃあるまいし(笑)。

でも、それだけ監督と選手が近いってこと」

こう中村俊輔は語っています。

サッカー以外の政治的なことや運営方法、コミュニケーションの問題・・本来のプレー以外のことでの悩みが90%ぐらいあったとも語る中村俊輔の目にはジュビロの団結力、雰囲気の良さがなんとも羨ましく、魅力的に思えたんでしょう!

 

サッカー好きオジサン
マリノスで年俸1億2,000万円の提示を蹴ってジュビロに来た男気!
4,000円下がっても移籍したいと思うってスゴい!!

 

選手と同じ目線で変革するジュビロ名波監督のリーダー哲学

名波浩監督は2014年9月にシャムスカ監督の後を受け継ぎ監督就任。

惜しくも2014年のシーズンは成績が低迷、J2への降格という憂き目にあいますが、翌2015年は徐々にチーム力も備わるとともに元イングランド代表のジェイなど外国人選手がチームにフィット、好成績を上げ1年でのJ1復帰を実現しました。

2016年のJ1でもディフェンスラインを高く保つハイライン戦法を粘り強く続け、コンパクトでありながら機を見て一気呵成に攻撃を行い、チーム全員の意思統一を図りながら奮闘、年間順位13位でフィニッシュしました。

サッカー好きオジサン
レベルの高いJ1への復帰1年目としては悪くない成績でしたよ!

「監督」と呼ばせない、選手への気遣い


その名波監督が心がけていることのひとつに自分のことを「監督」と呼ばせないことが挙げられます。

選手の上に位置する人間であるという意識を持たせず、常に選手たちと同じ目線でいる身近な存在であることをアピールし、監督と選手、それから選手感のコミュニケーションを非常に重んじた考えを持っています。

一方で、練習態度の悪かった元イングランド代表のジェイに雷を落とし試合から外すなど規律を重んじる一面もあり、わきあいあいとしてムード作りに腐心しながらも、締めるところは締めるメリハリを持った指導を展開。

 

「規律と平等」をモットーにしていて、ネームバリューやえこひいきで選手を選ぶのではなく、選手を正当に評価して規律正しく、意思統一されたチーム作りをしている点は若い選手が多いジュビロでは非常に効果的であり、雰囲気の良さに貢献しているのではないかと思います。

名波監督のサッカーに真摯でありながら選手に対してフランクに接していく態度はジュビロのカラーとして定着しつつあり、応援していきたいと思わせるポイントではないでしょうか。

マリノスファン
モンバエルツとえらい違いだね!
モンバエルツみたいな上司がいる会社では働きたくないよ!

名波監督に学ぶ人材を活かす組織マネジメント術!

部下のモチベーションを上げることがリーダー、マネージャーの重要な要素だ!

見てもらったように名波監督は選手との距離を縮める努力を怠らず、チームの方向性を明確にアピールすることで意思統一を図り、一丸となったチーム作りをしています。

わたしはサラリーマンをやっていますが、もう30年前のような「上から目線」の古びたリーダーシップを実践していてはマネージャーやリーダーなどの職責全うできないと思っています。

高圧的な態度を取ることで業績を上げられるのであれば言うことないですけど、そんな態度では部下が縮こまってしまって、本来持っている力を100%発揮することはできないんですよね!

そもそも尊大な態度をとるリーダーというのは概して自分のことしか考えていない人間が多く、長期にわたる関係の中では部下にいともたやすくそれがバレてしまい、組織全体のモチベーションをむしろ落としてしまいます。

チーム、組織として、市場に勝つために継続的な創意工夫が行えるよう「チーム力」を醸成していくためには、リーダーが部下と同じ目線で物事を見ていくことでモチベーションを高め、機を見てリーダーとして知恵と経験に基づいた戦術、発想を伝え、それを根付かせていく作業が必要になってきます。

モチベーションを高めると、自分(上司)の手から離れたところでも自発的に気付きや創意工夫が行われるため、想定以上の成果を上げることも可能となりますしね!

ビジネスを左右する鮮度の高い情報をいち早く取る方法とは?!

それから、もうひとつ。

リーダーの役回りで重要なのが現場での情報をうまく取る(吸い上げる)ということです。

チームや組織は現場で勝ち抜くために作戦を立て、PDCAを回していく必要がありますが、ビジネスにおいては昔とは比べ物にならないぐらい市場の変化が非常に早くなってます。

過去のデータを重視して作戦、戦略を練っても、それが無駄になってしまうことが多々あるのが現状です。

ってことは現場や市場からもたらされる鮮度の高い情報をいち早く吸い上げられるか否がビジネスでの勝利を左右する要因になってきます。

そういう面で言えば、部下と目線が同じで身近な感覚のリーダーにはその情報が自発的、かついち早く持ち込まれるでしょう。

しかし一方で、高圧的なリーダーに対しては「この情報、裏が取れてないからまだ言わないでおこう」とか「余計なことを言って怒られたくないなぁ・・」って感じで、情報が上がってこないという大きなデメリットがあります。

リーダーである以上、戦略を練って、判断し、実行していく力が必要ですが、そもそも情報が上がってこないというのは大きな損失ですね。

ブラック企業のビジネスウーマン
部下のことを気遣わない上司に対して、わざわざ必要以上のことをやる気起こらんからね!

ジュビロの名波監督のように選手(部下)と膝を突き合わせて同じ目線で話し合い、お互いの考えを日頃から交わし合っていれば、情報をたやすく取ることが出来ますから、部下とどう向き合っていくかというのはビジネスでも重要な要素だと言えますね!

 

まとめ

ビジネスでもスポーツの世界でも組織やチームを率いるリーダーの立ち回り方は非常に重要。

立ち回り方ひとつで組織がうまく回ることもあれば、機能不全に陥ることもあります。

厳しい戦いを勝ち抜いていかないといけないからこそ、リーダーは現場と一体化してモチベーションを高めるとともに、情報をうまく組み上げてPDCAを回していく必要があるわけです。

名波監督の手法をうまく取り入れることで求心力を高め、チーム全体の力を高めていくことができると思うので、ぜひビジネスの場でも参考にしていきたいですね!



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1 個のコメント

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