音楽界にはビートルズに影響受けたバンドがいっぱい!じゃ、それって実際どんなバンド?!
みなさん、どうも僕です。
世の中、いろんなロックバンドがありますけどね、ロックを演奏する以上、大なり小なり、ロックレジェンドのビートルズの影響を受けているワケです!
数多いロックバンドの中でも、音楽性としてビートルズの影響がかなり色濃く出ちゃってるバンドもあるわけですよ!
ってことで、今日はそんな「ビートルズLOVE」が音楽性に出ちゃってるビートルズフォロワーバンドを詳しく説明しますよ!
Contents
Oasis(オアシス) ビートルズの系譜に名を刻むイギリスの伝説的バンド
OASIS(オアシス)は1991年に結成され、2009年に解散したイギリスが誇る伝説的なバンド。
日本では「オアシス」って表記されますが、もういいかげん実際の発言に近い「オエイシス」に変えてはどうかと思いますが、それはさておき。
ギターおよびバンドを取り仕切る役目を担うノエル・ギャラガーと、ボーカルを務めるリアム・ギャラガーのギャラガー兄弟が中心となっているバンドです。
ま、このイギリスのごろつき兄弟がしょっちゅう兄弟ゲンカするもんだから、周りが常にハラハラさせられていたわけですが、結局それが引き金になって残念なことに解散しちゃいましたね~。
その後、弟のリアムは兄貴のノエル以外のメンバーを引き連れて「Beady Eye」を結成するも、大したヒットも残せず解散、お兄ちゃんのノエルは今でもソロで頑張ってますよ!
そんな二人はオアシス活動時から常々ビートルズへのリスペクトを表明しており、「ポールに会えたら、ジョンに会えたら、今日で人生が終わってもいい」なんてことをコメントしており、相当の入れ込みようがうかがえます。
オアシスの司令塔であるノエルものサッカー少年だったのが17歳の時にビートルズに出会い、夢中になったと自分で語っています。
さて、そんな多大な影響を受けたアーティストなら音楽にもその影響が表れていてもおかしくありません。
こちらはオアシス、いやイギリスのロック界の歴史に刻まれる名曲の「Don’t Look Back In Anger」です。
こちらの曲、よ~く聞いてみるとビートルズっぽい!
どこが?って特に出だしが!!
2つの曲を並べて聞いてみるとそれが歴然!
ちょっと聞いてみてください。
ね!!
パクってはないけど、「モロ」でしょ?!w
これ以外にもビートルズへのオマージュを感じさせる曲がいっぱいあります。
コード進行が同じでもメロディが違えば、当然まったく別の曲。
でも聴く人が聴けば・・ってやつですね。
Cheap Trick(チープ・トリック) ビートルズ好きなパワーポップの雄
Cheap Trick(チープ・トリック)は1974年にアメリカ・シカゴ近郊のロックフォードで結成された4人組のロックバンド。
アメリカのバンドでありながら、ビートルズやザ・フーなどイギリスのバンドの影響を色濃く感じさせるバンドとして有名です。
結成当初はアメリカでの人気がそれほど出なかったものの、1978年に発表した「チープ・トリック at 武道館」がバンドの命運を変えました。
アメリカではサッパリ人気の出ないバンドが日本では熱狂をもって迎えられ、このライブ盤が日本で売れたのはもちろん、このアルバムがアメリカに「逆輸入」され、アメリカ本国でも人気に火が付き、その後スターダムへとのし上がることとなりました。
バンドはメンバーの脱退や音楽性の変化を経て、長きに渡りパワーポップの雄として君臨。
2016年にもニューアルバム「Bang Zoom Crazy, Hello 」を発表して意欲的な活動を続けています。
「ビートルズLOVE」は部分はいろんな曲に垣間見えますが、特に1979年の発表のアルバム「Dream Police」に収められたこの曲「Voices」はヴォーカルのロビン・ザンダーが甘くせつなく歌い上げるメロディーがなんともブリティッシュ!ビートルズ!って感じでうっとりさせられます。
Dizzy Mizz Lizzy(ディジー・ミズ・リジー) デンマークが誇るロックの至宝
Dizzy Mizz Lizzyは1988年にデンマーク・コペンハーゲンで結成された、デンマークでは国民的と言っても過言ではない人気のロックバンドです。
バンド名の由来もビートルズが演奏していたカバー曲「Dizzy Miss Lizzy」から取ったとなれば、ビートルズへの敬愛ぶりは容易にわかるもの。
1994年に発表された1stアルバム「Dizzy Mizz Lizzy」はデンマークのみならず日本など多くの国でも大ヒット。しかし、バンドはその後2枚のアルバムを残し、解散となります。
ヴォーカルのティムはソロアーティストとして音楽活動を続ける一方、ベースのマーティンは郵便局の職員、ドラムスのソレンはトラックの運転手として働くなど、それぞれの道を歩むこととなりました・・
が、2015年にまさかの再結成!復活!
来る10月11日にさいたまスーパーアリーナで開催されるLOUD PARK16にも出演が決定しており、日本でのライブパフォーマンスが間近で見られる予定で、さらなる飛躍が期待されてるバンドなんですねぇ!
Dizzy Mizz Lizzyといえば変拍子も取り入れた「ひねくれた」曲調が魅力のロックバンドですが、やはりそこは大きな影響を受けた「ビートルズLOVE」は隠しようもありません!
Dizzy Mizz Lizzyといえばこの曲しかない!!っていうぐらいリリース当初は日本でもすごい評判となった超超名曲の「Glory」。
これだってサビ部分がモロにビートルズっぽくて笑えてきます!
一聴して頭に焼き付いてしまうメロディライン。ボーカルのティムの節回しもなんだかビートルズっぽさを感じさせますね。
やっぱビートルズ好きなんスねぇw
XTC(エックス・ティー・シー) ブリットポップに繋がるひねくれポップは伝統芸!
XTCはイギリスはイングランド・スウィンドンで1976年に結成されたロックバンドです。
パンクムーブメントのさなかに産声を上げ、ニューウェーブ的な色合いを感じさせるロックを身上としていましたが、その後音楽性を転換。
ビートルズ直系のポップセンスで英国の薫りを存分に振り撒きながら、一筋縄ではいかない、聞き手の予想を裏切るメロディラインが琴線に触れる・・そんな独特で他者の追随を許さない「どや感」がこのバンドの特徴です。
それもこれもヴォーカルのアンディ・パートリッジっていう変わったオッサン(失礼!)の仕業です!
このXTCの音楽性がのちにイギリスで花開く、ブラーやオアシスを生んだ「ブリットポップ・ムーブメント」に繋がっていると言われています。
いわば、ビートルズとブリットポップの橋渡しをしたとも言えるXTCの名曲といえばコチラ!
なにか人を食ったような歌詞だと思いますが、なに??って感じで流麗に進むメロディ、コードが強烈に耳に残る一曲。
ビートルズ好きならきっとクセになるはず!
Jellyfish(ジェリーフィッシュ) 胸キュンメロディ満載!独自のポップセンスに根付くビートルズ魂
Jellyfish(ジェリーフィッシュ)は1989年にアメリカ・ロサンゼルスで、アンディ・スターマー(ドラムス、ヴォーカル、ギター、キーボード)とロジャー・マニング(キーボード)を中心に結成されたロックバンドです。
ビートルズをはじめ、クイーン、ビーチボーイズなどの影響を色濃く感じさせるポップの権化と言っても過言ではない、美メロたっぷりのバンドです。
こういったバンドに限って短命で、2枚のアルバムを残して解散となりましたが、フロントマンを務めていたアンディ・スターマーはPUFFYの名付け親としても知られているほか、プロデュース業にも力を入れ、奥田民生とも親交が深いことから日本でもかなり有名な存在です。
影響を受けたアーティストが完全消化されてJellyfishとしての独自の世界が展開されてるので、こちらの曲のどの部分がビートルズ?と言われると困るのですが、名曲が多いと言われるJellyfishの中でも疾走感と分厚いコーラスの織り成す夢心地なメロディがいやというほど味わえるこの「Joining A Fan Club」は感動モノです。こんなヤバい曲を聴いたらファンクラブに速攻で入っちゃいますねw
ライブ映像なのでちと画像が悪いですがw
Enuff Z’nuff(イナフ・ズナフ) ビートルズLOVEを「ハードロック」の形で具現化した卓越したメロディの匠!
Enuff Z’nuff(イナフ・ズナフ)は1984年にアメリカ・イリノイ州で結成されたハードロックバンド。
ヴォーカルを務めるドニー・ヴィーとベースのチップ・ズナフの2人がこのバンドのキーマンです(ま、のちに仲違いしちゃいますが・・)。
デビュー当初はめっちゃ期待されてたバンドでエアロスミスのジョー・ペリーも前座で使いたいって言ってたみたいですが、音楽性で勝負しときゃいいものを化粧を塗りたくったド派手なメイクと衣装でひんしゅくを買ってしまったがために、もっと売れていいはずなのにその後セールス的にも伸び悩むことが多かったバンドです。
彼ら自身も公言していましたが、ビートルズの影響をかなり受けており、彼らの曲やドニーの歌うメロディーラインにもそれが色濃くでており、胸にグッとくる名曲を数々残しています。
ビートルズに通じるメロディに秀でたバンドってたぶん日本人は弱いんでしょねぇ、アメリカではサッパリ売れませんでしたが、日本ではかなり多くのファンがいて、わたしも大阪・梅田のバナナホールというライブハウスでライブを観たことがありますが、もうそりゃ感動ものでしたね!
そんな彼らのルーツというべきビートルズっぽさを感じさせる名曲「Right By Your Side」がこちら。
う~ん、何度聴いてもいいですねぇ!ビートルズ、なかでもジョン・レノンの影響がすんごい出てるように感じます!
まとめ
ロックやポップスをやってるバンドって少なからずロック/ポップ界の「レジェンド」、ビートルズに影響を受けてると思います。
しかしながら、「ビートルズLOVE」がわかりやすい、ある意味露骨なバンドってそれほどいないかもしれません。
それぞれの音楽性は当然独自性があり、バラエティに富んでるけども、よ~く聞いてると「あ、この部分ビートルズや!」って発見もあるので、そうした見方で音楽を聴いてみるのも一つの楽しみ方かもしれませんね!