みなさん、どうも僕です。
僕はこうやってサラリーマンをしながら、細々とブログを書いてる「リーマンブロガー」なわけですけど、同じように副業としてブログを書いたりしてネットで稼いでる人、多いですよね!
中には副業に終わらず独立する人も多い昨今。ネットを見てると、やれ「サラリーマンはオワコンだ!」とか「社畜の立場に甘んじるな!」とか「迷ってる暇は無いぞ!今すぐ独立せよ!」っていう独立を煽るブログ記事やツイートなんかも散見されるわけで・・。
【サラリーマンのオワコン化】とはどういうことか?
・個人の時代となり、会社に依存する必要がなくなった
・労働以外でお金を稼ぐ機会が無数に登場している
・会社組織で働くとフットワークが重くなり、変化に対応できない
・そもそもおじいさんたちがトップに立ってる時点で超終わってる— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2017年12月27日
「お金を稼ぐ」というかぎりにおいては、もはや選択肢は無限にあるわけですよ。「サラリーマンにならないと食べていけない」とか、現実を見れば120%間違っていることがわかる。
— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2017年12月27日
まぁ、そりゃね自分の主義主張はどう表現しようが自由ですよ、ネットってそういう場ですからね。
イケダハヤトも「サラリーマン以外に生きていく道はある」という趣旨で言ってるのかも知れませんけど、ま、でも「サラリーマンは、もうオワコン」とまで言ってますしね!
これじゃ「サラリーマンをディスってる」と言われても仕方が無いと思いますけどね、僕の頭が悪すぎてイケハヤさんが言おうとしてることの「行間」が読めてないだけかもしれないけど・・。
でもね、会社員から脱却してネットで稼いでる人ってやたら独立、独立って叫んでるけど、
「サラリーマン人生=地獄、独立=天国」
って一面的な見方にはツッコミを入れざるを得ないわけですよ!
ま、他人が言ってることを信じるかどうかはその人の判断ですし、大の大人が決めることなんでとやかく言いませんけど、イケダハヤトあたりに洗脳されて、安易に「ネットで稼げるで~!」って勘違いしてるブロガーには
ただ、そう言いたい!
ネットって、光と影の「光の部分」しか見えてこないもんですしね、残念ながら。独立して稼げてる人の姿しか、目に入ってこないんですよ、どうしてもね。
今日は、おっさんリーマンブロガーが、
独立を焦るな!その準備が出来ているか、冷静に考えろ!
ってことをお伝えしたいと思います。
Contents
サラリーマン、会社員という立場も立派なマネタイズ手法のひとつだ!
会社員を辞めて独立して稼いでいるブロガーなりアフィリエイターなり、ネットから得られる収入で生活している人たちがよく言うのは
ってこと。
マネタイズ・・言うよね~ネットで稼いでる人って。
マネタイズってのはご存知のとおり、収益を上げること、お金を稼ぐことですね~。
いや、そりゃね、独立して、「自分の力で飯を食ってる!」って言える人って素直にスゴいと思いますよ。
会社員って組織の一員として働くことによってお給料をもらう立場、いわば「雇われ人」ですもんね、そこはやはり断然違うところ!
でもね、
- 自分で稼ぐ
- 会社という組織に属して稼ぐ
立場はそれぞれ違うけど、どちらも単なるお金を稼ぐ手段に過ぎないワケ!
僕だって会社員ですけど、徳川家光みたいに「生まれながらにして将軍」的な感じで、「生まれながらにして会社員」として生まれてきたわけじゃない!
生きていく手段として、お金を稼ぐ手段として「会社員」「サラリーマン」という職業を選択したに過ぎないんですよね。
別に会社員の立場にこだわってるつもりもなければ、もらってる給料以上の会社への忠誠も持ってないですしね・・
とした場合に、社畜テイストなブラックな会社に勤めてるわけでもないのに、それなりに収入ある人が
って感じで、「坂本竜馬が日本を明るくしまーす」的なノリで、夢を見るために安易に独立するのはちょっとおかしくはないですか?!ってことなんです。
会社員だってシンプルにマネタイズできる手段なんだから、何を犠牲にして何を得るのかという部分、両天秤に載せるのは「何と何」なのか、ちょっと冷静に考えてもらいたい!
会社員、サラリーマンを襲う「リスク」や「不安定さ」は独立で排除できるのか?!
その昔は高度経済成長していた時代の日本の大企業なら「寄らば大樹の陰」って言われてた時代がありました。
大きな会社に属していれば安定的に給料がもらえるし、企業年金なんかもあったのでそれなりの老後が約束されて、個人企業主とは比べ物にならない保障があったり、いろんな恩恵ってあったわけです。
それが今ではすっかり様変わりして、終身雇用なっていつの時代の話??って感じでクビ切りだってあるし、東芝やシャープだって揺らぐ大企業受難の時代。
会社員、サラリーマンだってね、いろんなリスクや不安定さがあるわけですよ。
それが「独立」を後押しする一因にもなってるわけですよね。
って煽る人もいますよね、ネットで稼ぐ人たちの中には。
でもね、会社員の「リスク」や「不安定さ」をことさら声高に指摘したとしてもね、ネットで稼ぐ人たちって「個人事業主」なわけですけど、個人事業主のほうが「リスク」も「不安定さ」も会社員より大きいですよ!ってことなんです。
それは職業が変わっても、立場が変わっても、リスクや不安定な要因はゼロにはならないんです!ってか増えますよ!
収益を得ているネットの何かしら(サイトやサーバー)が例えば突然ぶっ飛んでしまったら収益がいきなり途絶えることだってありますし、ネットで稼ぐほうがリスクも不安定さも大きいですからね!
独立すべきかどうかは、仕事に対する特性、サラリーマンとして順応できるかっていうその人特有の事情も考慮して判断すべきところではあります。
ただ、「リスク」や「不安定さ」を避けるために、安易に独立に踏み切るのはどうなんでしょう?ってことです。
年収600万円以上稼ぐ会社員は独立するべきか本気で考えたら?!
そもそもネットを使って稼ぎ続けるのって本当に難しいと思いますよ。
ネットを見てると、華々しく
といった「ネットでマネタイズできちゃった武勇伝」があちらこちらで見受けられるわけですけどね。
まあ、ただね、さっきも言いましたけど、それが一瞬でなくて、「継続できるか」が問題なわけですよ。
もちろんね、サラリーマンだって何も保証されてない世の中だから、そりゃ、一寸先は闇ってこともあるでしょう。
ただね、会社倒産やクビ切りの可能性はあるにしても、一応1年先、2年先はなんとか見通せるってことが多いと思いますよ。
まことしやかに語られる「企業寿命30年説」によればね、30年で会社は潰れちゃうことが多いってことになるけど、逆を言えば30年もつ可能性だってあるってことだしね。
で、独立しようってなった時の話。先立つものはなんといってもお金!
会社員でもらえる給料と、独立して得られるであろう収益。これを両天秤にかけて独立するかどうかを決めるんでしょうけど、例えばですけど、年収600万円以上もらってる会社員の人って、ホントによくよく考えたら?!って話。
だってね、年収600万円ってことは月になおすと50万円!
月に50万円ですよ!!
独立して安定的に50万円稼ぐ続けるのって結構至難のワザじゃないですか?!
いや、もうネットで50万円ぐらい稼いでるって人もいるかもしれない。
だけど、それを「続ける」ことができるかどうか・・
そこは冷静に考えたほうがいいんじゃないかって思います。
こんな記事を書いてる僕だって、ネットで稼いで独立できたら!って思いはありますよ。
ただ、両天秤にかけて、「独立」のほうに思いっきり振れたら、の話です、それとタイミング。
いったん会社員を辞めると、少なくともその会社には戻れませんしね、「後悔先に立たず」ってことにならないように、真剣に考えないといけませんよね!
まとめ
副業としてブログを書いて副収入を得ているサラリーマンも多いと思いますが、ここへ来て企業側も副業を認める方向へと風向きが変わりつつあります。
独立して自分で稼ぐ、というのは誰しも描く夢ではありますけど、そこはしっかりと自分のおかれた環境や行くべき道筋を見据えた上で冷静に判断しないといけないなぁと思います。
夢を語りつつも「石橋を叩いて渡る」精神も持ちながら、大胆かつ冷静に大局を判断していきましょう!