子供とお出かけできるスポットをお探しのみなさん、どうも僕です。
関西エリアで子供とおでかけするなら、遊びながら学べる場所があれば言うことなし、ですよね!
実は、そんな遊んで学べるスポットが神戸にあったんです!
それが今日ご紹介する「バンドー神戸青少年科学館」なんです。
ということで、子どもたちを連れて行ってまいりましたので、体験レビューをぜひご覧ください!
Contents
「バンドー神戸青少年科学館」とは
正式名称は「神戸市立青少年科学館」。2014年よりネーミングライツ制度が導入され、神戸市を本社に持つバンドー化学の名前を冠するようになりました。
1981年に開催された神戸ポートアイランド博覧会にて「神戸館」などで展示されていた展示物を会期終了後に整備し、1984年に開館した歴史ある施設です。
延床面積が12,000m²という日本でも屈指の大規模な科学館であり、ドーム直径20mと大型のプラネタリウムを持ち、ドーム空間に3次元コンピュータグラフィックスを投影できる「バーチャリウム」があることでも有名です。
いろんな展示物が見られる「展示室」と「プラネタリウム」は別々に料金が発生する仕組みで、片方だけの利用ももちろんOKです。
星座だけじゃなく映像も大迫力のプラネタリウムが魅力!
バンドー神戸青少年科学館と言えばなんといってもプラネタリウムです!
投映恒星数が25,000個とたくさんの星が見られる大型プラネタリウムがこの科学館の最大の売りとなっています。
今年から全席リクライニングに変わったので、以前にも増して見やすくなりました。
By Bittercup – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=16524097
ただ単に星を見せるだけでなく、デジタル技術の粋を集めた「バーチャリウム」を活用したコンテンツを数多く上映しており、小さい子供も飽きさせることなくストーリー仕立てで星座が楽しめる番組があって、思いのほか大人も見入ってしまう楽しさがあります。
ロマンチックな星空を眺めるデートにもピッタリだと思いますよ!
わたしたちが行った際に上映されていた「すてきなぼうえんきょう」は小さな女の子を眼を通して星座観察を行いながら、ほっこりとした親子のドラマを見ることが出来て、小さい子供も最後まで興味を持って見ることが出来る内容でしたよ。
雨の日も暑い夏も室内で遊びながら「科学」を学べる!
本館と新館、合わせて12,000㎡の敷地を持つこの科学館。
雨の日だってしっかり子供を遊ばせることが出来るのが魅力でもあります!
フロアごとにしっかりご紹介していきたいと思います!
第1展示室 力のしくみの科学、 物質とエネルギーの科学
物に作用する力の仕組みや、いろんなエネルギーについて、体を使ったり体験しながら遊ぶことで学べるフロアです。
「てこと滑車のしくみ」を体を使って遊びながら学んだり
小さい椅子に1人座ると大きい椅子に座った2人が持ち上がるという不思議な原理を学ぶコーナーもあって楽しめます。
オイ、座らんかい!!どこの子や!
・・ウチの
小学校の理科の実験なんかでもやる「空気ロケット」。
勢いよく大きな音を響かせて飛んでいくペットボトルで出来たロケットに興味津々。
第2展示室 情報の科学
音や光、電波や波など、人間を取り巻くさまざまな情報の原理を学ぶフロア。
温度が皮膚感覚にどのように伝わるのか学んだり、
眼の錯覚はどのように生まれるのか、実際に体験してみて不思議を実感。
子供に人気があったのがこの「顔認証」のコーナー。
眼や口など、人の顔のパーツの位置、間隔により年齢や性別を瞬時に判断するというおもしろい機械。
タバコの自動販売機でも購入者の年齢を判断するのに利用されている技術です。
モニターに顔を映すと「〇歳」という風に判定された年齢が表示されます。
わたしもやってみましたが・・
あれれ・・まだ40代のはずなのになぁ・・
ハァ??59歳??
72歳???女の子???
しばくぞ!!!
第3展示室 宇宙と地球
このフロアの一番の売りはなんといってもコレ!
「時空ホッパー」です!
時空ホッパーは日本初の浮遊体験型アトラクション。
銀河系調査、地球内部調査、地球の歴史調査という3つのミッションをこなすべく、ジャンプをすることで冒険をすすめていくアトラクション型の施設です。
要領としてはタイミングに合わせて飛ぶだけなんで、至ってカンタンですが、大画面を見ながらみんなでジャンプする快感はなんとも言えず、小さい子供は特に喜ぶ仕掛けだと思います!
小惑星探査機「はやぶさ」のシミュレーターも、子供たちが熱心にパソコン操作をして楽しそうでした。
さぁ、次のコーナーは何かなぁ・・
ん??
「神ちゃんの写真館」??
椅子になんか座ってる??
※暗い通路に置かれていたので勝手にビビッてしまいましたが、神ちゃんはかつてこの科学館のシンボルキャラクターをつとめていた万能ロボットだそうです。
第4展示室 神戸の科学と技術
神戸から生まれたさまざまな科学や技術が盛りだくさんに紹介されているフロア。
神戸には世界に誇る理化学研究所があるだけに、ここにもスーパーコンピュータが展示されていて、どれもなかなか興味深い展示物が多いです。
第5展示室 生命の科学
出典:バンドー神戸青少年科学館
わたしたちは時間の都合で行けませんでしたが、DNAやからだの神秘、iPS細胞についての展示もあり、子供たちが遊びながらいろいろ学べるフロアで、次回は訪問してみたいと思います。
第6展示室 創造性の科学
意外とここが一番子供たちの滞在時間が長いんじゃないかなという遊び満載のフロア。
学びのテイストもありますが、「遊び場」としての色合いが最も大きいフロアですね。
空気の力で空中に浮かび続けるボール
自分の力で持ち上げることが出来る「人力エレベーター」。
うちの子供はここのフロアで2時間以上遊んでましたから、これから行かれるご家庭は時間配分をあらかじめ考えてから行かれたほうがいいでしょう。
天体観測室
出典:バンドー神戸青少年科学館
こちらも時間の都合で行けませんでしたが、口径25cmの屈折望遠鏡で、太陽の黒点やプロミネンスの観測ができるので子供にとっては非常に貴重な体験ができます。
観測時間は1日2回、時間が決まっているので、観測に参加したい人はあらかじめ観測時間をチェックしてから行きましょう!
*観測時間:2回/日(雨天・曇天時は中止)
(4月~9月):11:40~12:00、14:30~14:50、(10月~3月):11:40~12:00、13:30~13:50
アクセス
アクセスは電車で行く場合は神戸・三宮でポートライナーに乗り換えて、「南公園」で降りて徒歩3分です。
一般駐車場がありませんので電車が無難だと思いますが、科学館のまん前には駐車場無料のIKEAがあります。
帰りにIKEAで買い物するなら、まぁいいんじゃないでしょうか(あくまで買い物するなら、ですけど)
料金
入館料
割引
神戸市及び隣接6市1町、淡路3市、鳴門市、徳島市の小・中学生に発行される「のびのびパスポート」を提示すると、なんと無料で利用することができます。
その他、阪急阪神グループのSTACIAカードやコープこうべ会員証の提示で入館料が大人1割引、小人2割引となるのでお得です。
持ってる人は忘れず持って行きましょう!
営業時間
月~木 9:30~16:30
金・土・日・祝/ 春・夏休み 9:30~19:00
※入館は閉館の30分前まで
まとめ
バンドー神戸青少年科学館は歴史が古いながら、神戸・ポートアイランドにあることから意外と地味な存在で知らない人も多いのでは。
他の子供向けの施設のような華やかさは無いながら、展示物に触れて遊びながら学ぶ「体験型」の科学館は貴重。
日本でも有数のプラネタリウムもあるし、子供を連れて丸一日遊ぶには最適のスポットだと思いますよ。
ぜひ親子で遊んで、学んで、日頃味わえない体験をしてみてはいかがでしょう!
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