先日、本社から役員がお見えになり懇親会と称した飲み会がありました。
おもむろに会の幹事をやってた若手が私に
「課長、じゃ、締めのお言葉を」とか言うわけ・・。
先にそれ言っとけや!!(゚皿゚)
・・つ~か
何しゃべったらエエねん!!ヽ(゚Д゚)ノ
毎回思うんですけど、この「儀式」、必要ですかねぇ~。
やっぱ、要りますかねぇ~。
ていうことで今日は宴会の席での挨拶、スピーチについて考察してみましたよ!
何をしゃべったらいいかわからない!
まず第一にコレ!
普段人前でしゃべるってことがなかなか無いと、何をしゃべったらいいか、悩みますよねぇ~。
かといって頭に思いついたことをダラダラと話されてもいい迷惑。
この前、乾杯の音頭でビールのコップ持った状態で15分話し続けられて、大ひんしゅくを買っていた人がいましたが・・(これは問題外かw)
シンプルで的を射たスピーチがいいってことで、私が思うポイントはこんなところ
- 宴会の趣旨に沿った内容を話す
- 長さは1~2分で十分、長くても3分程度
- 自分の感想、こう思うっていう「自分の視点」をワンポイント入れる
- 上司のスピーチをそっくり真似る
う~ん、意外と「上司のスピーチをそっくり真似る」ってのを私は特に実践してるかもしれません。
こういうスピーチって100点満点を狙うより、無難にやりこなすのがサラリーマン的には大切??かも。
注目されるがイヤ!!
指名を受けて立ち上がって、何か話すのイヤですねぇ。
緊張しますし。
でも特に締めの挨拶なんて、みんなひとしきり飲んだ後だし、ベロンベロンだったりしますから意外と聞いてるようで聞いてないと思うんですよねぇ。
例えば、つい最近あった歓迎会か送別会の締めの言葉ってどんな内容か覚えてます??
覚えてないですよねぇ!
そんなもんです。
話す内容は当たり障りない内容で、慣れた感じでスラ、スラーッってしゃべってると
って感じになります。
シラフでよく考えると実はしょーもない話だったりするんですけどね・・・。
昇進昇格、評価につながる?
宴会って仕事じゃないけど、実は仕事の一部。
聞いてるか聞いてないのかよくわからないけど、意外と「しゃべっている雰囲気、印象」だけは意外と覚えてたりするもの。
昔の会社なら朝礼で順番で3分程度ひとりひとり何かしゃべるってことやってたんですけど、今はそういう会社も結構少ないんじゃないですかねぇ。
「人前でしゃべる」機会って意外と少なくなってる気がします。
そうなると宴会で何かしゃべるって、人前でしゃべる貴重なイベント。
普段それほどキレるタイプと思われてない社員が偉いさんの前で、しっかりと、ハキハキと、しかも腹落ちする内容の言葉を発したらどうでしょう?
「意外とアイツ、しっかりしてるなぁ」
なんてことになるのでは?実際、締めの言葉を聞いた部長あたりがそう話していたのを聞いたことがあります。
役職が上がると人前でしゃべる機会も増えます。
締めの言葉がバツグンだから、それがすなわち昇進昇格に繋がるかどうかはなんとも言えませんが、印象がガラッと変わるってことは十分あり得ます!
そう考えると、締めの言葉、指名されたら・・ミスできませんね!
「ウンチク」を入れたほうがいい?
先日の宴会では私の上席のマネージャーが締めの挨拶をしました。
役員を前になかなか緊張する場面ではありますが、そのマネージャーは
「業績を達成するのが我々の使命、物事を叶えるには・・そう、【叶える】という文字・・口に十と書きますねぇ。
口で十回、言葉にして出さないとダメ、何度も口にして部下に繰り返しやらせていくことが業績達成に繋がるんです」と・・
へぇぇぇぇぇぇ!!
(へぇボタンを10回ぐらい叩いてる)
と、私、感心してしまいましたが、このマネージャーはこういう場に慣れていて、あらかじめ何を言おうか、何パターンかお決まりのフレーズを持っているんでしょうねぇ。
基本的には自分が思うことを率直に言葉にすればいいんでしょうが、ビジネス的には「言い回し」、「フレーズ」をあらかじめ持っておいたほうがいいような気がしますし、さらにポイントアップさせようと思ったら、さっきのマネージャーのようにウンチクをさり気なくスピーチに挿入するってのもアリってことです!
まとめ
いかがでしょうか。いわゆる「サラリーマンあるある」なんですけど、シチュエーション的には一年に何度もあるわけじゃないんだけど、外せない・ミスできない重要なポイントでもあります。
失敗してもクビになるわけじゃないけど、失敗したくないってのが人情。
そのために事前にある程度の準備をして、「自分なりのパターン」を持っておくことが大切ですね!
ご参考に。