転勤や引越で、関西・大阪に初めて来られる方に「住みやすい街はココ!」ってことを教えてあげますよ~!
みなさん、どうも僕です。
僕は関西でサラリーマンをやってるわけですが、ウチの会社も人事異動の時となれば、全国各地から転勤で人がやってきます。
東京や名古屋、それから九州や北海道からもいろんな人がやってくるわけですけど、地元が関西以外の人たちって
というある種共通した悩みや不安に駆られるわけです。
いや、関西・大阪と言ったって、たかだか日本のひとつの地方、地域でしかないわけですけど・・
古いテレビの影響かわかりませんけど、いまだに
といったような治安が悪いイメージをいまだに大阪に対して持っている人が多い状況で・・。
(「じゃりん子チエ」か「ミナミの帝王」の見すぎかも!)
僕自身はこれまで大阪の各エリア、大阪市内、北大阪(北摂)、南大阪(泉州)、兵庫県阪神地区(芦屋、西宮)に居住経験がありますので、エリアごとの特色、特徴はバッチリ心得ています。
だから、転勤で大阪にやってくる人からも必ず「住むべき場所」、「子供がいても安心して住める場所」について相談をもらってるワケなんですけどね。
ってことで、今日はそんな、関西に土地勘がないけど住む場所に失敗したくないアナタに贈る「転勤で大阪・関西に住むならココがいいよ!」というベストアドバイスをご提供したいと思います!
Contents
「どこに住むか」は治安・教育・住環境の何を求めるかで決まる!
「住まい探し」ってライフスタイルにもつながるし、どう生きていきたいか、どういう暮らしをしていきたいかっていう日常生活の根幹にかかわる部分なんで慎重にならざるをえないですよね?
大阪・関西とひとくちに言ってもいろんな地域がありますし、地域ごとの特色があります。
「セレブなところに住みたいなぁ」って言ってもそれはあなた、予算の問題もあるでしょ?
「お金ねぇから家賃が安いところに!」って言っても子供さんがいたら治安の良くないところ避けたいでしょ?
僕は今のすみかに引越しする際に、物件情報サイトで決めたのですが、物件を選別する前に「いろんな情報」が必要なんです。
何が言いたいかって言うと、自分たちにとってどの部分、ポイントが重要、妥協できないところなのかってところをまずは明確にしておく必要があるってこと!
子供はいるけど借り上げ社宅の予算上限もあり、家賃と住みやすさのバランスの取れた地域
3年周期ぐらいで転勤しそうだから極力転勤族が多い地域
いろんな観点があると思いますし、「ここは絶対譲れない!!」っていう項目を常に頭に入れながら住む地域を選んでいく必要がありますね。
大阪・関西に対する偏見をまずなくす
大阪ってどんなところ?そのイメージ、ホントに合ってる??
まさかとは思いますが、東京にお住まいのみなさん、いまだに関西の人間が自分のことを「わい」と「わて」とか「ウチ」とか言ってるって思ってないですよね??
それってTVアニメの「じゃりン子チエ」とかパーマンに出てくる「パーやん」とかの世代ですからね(笑)
大阪だって東京に次ぐ日本で第二の都市、そもそもいろんな所から人が集まってきてます。
「大阪人は全員阪神タイガースファンや!!」なんてのは都市伝説。なかなか声を上げづらいだけで巨人ファンなんてわんさかいます。
大阪に行ったことがない、住んだことがない人は「少し前の大阪」、「テレビの中で描かれてる大阪」のイメージを持ってるんでしょうが、実体をつかんだほうが今後のためになりますよ!
「東京ナイズ」されゆく大阪、関西エリア
そりゃ、大阪のコテコテなエリアはあんまり昔から違いはないかもしれないけど、ビックリする話ですが、大阪や関西で生まれ育って、一度もそこから出たことないのに標準語をスラスラ話す子供、結構いるんです!!
いやぁ、「たまに」とかそんな話じゃないですよ、西宮とかでもそんな子供結構います。
「〇〇〇じゃん」とか「◇◇◇だよ」とか普通だし、イントネーションがもう標準語って子が結構います。
これってテレビの影響もあるし、親がベタベタの大阪弁じゃない人が結構いるんでしょうね。
わたしが日々生活している神戸ってエリアはもともと大阪っぽさ、ベタベタの大阪気質が薄い地域ですが、標準語、ぜんぜん珍しくないですしね。
大阪、関西の都市部ではまったく標準語、違和感ないです!
わたしが東京から関西エリアへの転勤が決まった人と話をしていると、必要以上にビビッてる人がいるのでこういうこともお伝えしておきますね。
大阪だって日本ですから、ハイ(笑)
大阪は「イタリア」と考えよう!
行ったことのない地、大阪。みなさんにとってはなんとも不安でしょうね。
どこに住んだらいいのかわからない。そうでしょう。
そんな方にご提案。
大阪はもう「イタリア」だと思っちゃってください!!
ミラノやジェノバなど多くの観光地、商業都市を持ち、ドイツ、フランスなどとも隣接するエリアにある北イタリアは何かファッショナブルなイメージがあり、国内でも所得水準も高いといわれています。
一方で、ナポリなど風光明媚なエリアを持つ南イタリアは北イタリアに比べ一次産業の比率も高く経済という点では劣後しており所得水準は低いですが、土着的で人情にあふれた地域、みな人生を満喫してそうな・・。
そうなんです!もともとラテン気質があるといわれる大阪はイタリアと同じ!
堺、岸和田といった泉州地域など南大阪地域はそこから出たことがないという地元の人間が多く住み、ちょっと荒っぽい印象がある一方で人情味があって風情がある
まさにイタリアやん!!
だから、どちらがいいかって一概に言えなくて、どちらにも良い面と悪い面がある。そういうことです!
自分たちのライフスタイルに合った場所を選べばいいんです。
どの地域にも住んだことがあるわたしが言うんだから間違いありません!
勉強熱心で、犯罪の少ない地域望むファミリーは吹田、豊中、西宮に住め!
ハイ、長いタイトルでした(笑)
もう既に言ってしまってますが、子供がいるご家庭で引越しをお考えなら
会社の同僚に引っ越し先の相談を持ちかけられたら、そうアドバイスします。
もうね、四の五の言うなという話。
吹田、豊中、西宮がオススメな理由① 転勤族が多い
ここ、結構重要なポイントじゃないですか?
住んでみたら周りに住んでる人全員、地元大阪の人だったらやっぱり気負っちゃいませんか?
やはり同じ境遇の転勤族が多いエリアが気がラク。いろんな相談もお互いできますしね。奥さんだってちょっと安心できます。
子供が学校に入って標準語とか言葉でいじめられる・・なんてこともありませんし。
吹田、豊中、西宮・・う~ん、そうですね。駅で言うと梅田から一本、北に延びている地下鉄・御堂筋線(なぜか江坂から運営が北大阪急行になって名称も変わります)の駅で言えば、緑地公園、桃山台、千里中央といった一昔で言う「千里ニュータウン」のエリアが転勤族に人気です。
新幹線で帰京する際も電車に乗って数分で新大阪に行けますし、伊丹空港(大阪国際空港)へも近くて便利ですしね。
梅田エリアへの通勤ってことなら別に「大阪府」にこだわる必要なくって、人気の阪神地区もオススメ!
文教地区として人気の高い西宮なら、梅田から阪急電車で一本で行ける夙川あたりが人気です。
吹田、豊中、西宮がオススメな理由② 教育熱心な地域!
この3つのエリアで共通して言えるのは、教育熱心な家庭が多いということ。
もちろん、吹田市と豊中市という市の単位で言えばもちろんバラつきがありますが、上に述べた「緑地公園」とか「夙川」とか駅周辺という意味で語ってますからね!
たとえば夙川エリアで言えば、北夙川小学校区では約4割が私学、私立中学に進学するそうで、非常に進学に対して関心を持ってる地域です。
やっぱり子供にはしっかり勉強させたいと思うのが人情ですから、ここは大きいポイントです。
吹田、豊中、西宮がオススメな理由③ 交通アクセスが良い!
あと、当然のことながら転勤で来るんだから、お父さんの会社までのアクセスも重要。
わたしがオススメする御堂筋沿線の「緑地公園」、「桃山台」、「千里中央」の吹田、豊中エリアと、阪神地区の「夙川」など西宮エリアはいずれも主要となる梅田まで電車一本で行けてしまうスムーズさ!
しかも
「夙川」から「梅田」でも20分程度
と東京での通勤を考えれば夢のような近さ!
東京なら通勤に2時間なんてのもザラですが、オフィスの立地にもよりますが、関西なら余裕で1時間以内で通勤も可能。
しかも飲み会なんかで終電を逃しても吹田、豊中あたりなら3~4,000円程度でタクシーで帰宅できるから安心です。
お父さんだけじゃなくって、学校や塾で子供が電車を使うなんてことも想定できるので、このアクセスの良さはイイですね!
吹田VS豊中 2大ライバル都市対決 一体どっちがいいの??
御堂筋線から「江坂駅」で「北大阪急行」という名前に変わる路線の沿線にある人気エリア、緑地公園や桃山台。
地図を見てもらえばわかるとおり、その路線を左右にはさんで、東に吹田市、西に豊中市があります。
ですから桃山台が最寄の駅と言っても吹田市民もいれば、豊中市民もいる・・そんな感じです。
この2つの市、ベッドタウンとして根強い人気で、隣り合ってることから、何かとライバル関係にあるんです!!
吹田市の人口が377,534人(2016年6月1日)なら豊中市が394,529人(同日)。
吹田市の面積が36.09km2なら、豊中市が36.39km2。
おまけに賃貸物件数まで
出典:SUUMO
どれも肉薄してる!!ってことで、なにかと比較されることが多い、ファミリーに人気の2つの市。
どちらもオススメのエリアには間違いありませんが、行政サービスなどで相違点もありますので、チェックしておいたほうが良さそうです。
↓↓交通便利な場所に引っ越したら、節約のためにも、もう自家用車はやめちゃえば?!↓↓
子ども医療費助成は吹田市が手厚い!
保険診療の負担額から一部自己負担額(500円)を差し引いた金額を助成してくれる子ども医療費助成制度は子供を持つ身ならとても助かる存在。
この医療費助成については通院、入院とも吹田市が中学校を卒業するまでなのに対し、豊中市が小学校を卒業するまでと差がついちゃってます。
病気がちな子供を持つ家庭など、結構気になる項目なので、ココは要チェック!
下のサイト、生活ガイド.comに詳しく吹田市と豊中市の行政サービスなどの比較が記載されてますので参考にしてください。
ゴミの分別が吹田市がラク!
ゴミの分別、毎日のことなので結構大変ですよね。
豊中市がゴミの分別が非常に厳しくルール付けされているのに対して、吹田市は紙とプラスチックを混ぜて捨てちゃってもOKで比較的緩いです。
小さなことだけど、生活上気になることですし、意外と重要かも。緑地公園(豊中市側)に住んでいたわたしの友人はゴミの分別が大変で「吹田に住んどきゃよかった」なんて言ってましたからね。
どちらも駅から離れるとバスに乗らないとだめ!坂もあるよ!
豊中には千里中央駅あたりからず~っと西のほうに行くと「ロマンチック街道」というオシャレなお店が立ち並ぶ、ちょっとハイソなエリアがあります。
このあたりはちょっとした「陸の孤島」っぽいところで、高級住宅街で非常に住環境の良いエリアではあるんですが、千里中央駅からバスに乗るか、千里中央から出ているモノレールに乗り換えて行く必要があります。
出典:豊中市役所HP
ま、これは「ロマンチック街道」あたりに留まらず、豊中市、吹田市ともに沿線からちょっと外れるとバスに乗らなきゃ!ってことになりますのでご注意を!
それからどちらの市も結構高配があるエリアも多く、電動自転車が必須!なんてところも多いので、しっかりと情報を取っておきましょう!
家賃がネックなら京阪沿線、堺・南大阪も視野に入れよう!
いくら吹田、豊中、西宮あたり住みよい場所って言っても予算が無い・・そういう家庭もあるでしょう、また借り上げ社宅の上限にも引っかかる、そんなケースも想定できます。
そういう場合は、京阪沿線や堺など南大阪エリアも検討してみましょう!
たとえば、わたしがオススメしてきた緑地公園駅周辺なんかだと築年数が古くても結構家賃はします。
こんな感じで駅から徒歩3分の近さとはいえ、築26年の物件で79㎡で家賃、月14万円です。結構しますねぇ~。
これが、京阪沿線、「ひらパー」ことひらかたパークで有名な「枚方公園駅」から徒歩5分の同じような築年数25年で、ほぼ同じ広さ80㎡で家賃が8.5万円です!こっちのほうが断然安い!
ま、このあたりは地元の人が多いですし、京阪沿線自体がそれほど転勤族が好んで住むエリアではありませんが、子供がいる家庭で限られた予算内でそれなりの広さのマンションを借りたい!って場合は検討対象に入れるべきだと思います。
堺や南大阪エリアも同じく、吹田、豊中、西宮なんかに比べるとグッと庶民度は高くなりますが、対象物件が増えてくると思いますので、検討する際は「駅名 住みやすい」とか「駅名 転勤族」とかグーグル検索してみるといいと思います。
ところで、転勤が決まった際の引越し業者探しって大変ですよね~。
1軒1軒、値段を聞くより一括見積したほうが時間も節約、値段も大きく削減できますよ!
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まとめ
サラリーマンにとっては転勤って仕事をする環境が変わる以上に、家族の居住環境がガラッと変わるので非常に悩みどころ。
全国転勤があるサラリーマンにとって、大阪など関西勤務は避けて通れないところでしょう。
どうせ住むなら「住めば都」にしたいもの。しっかり研究と対策をして、「ここにして良かったなぁ!」って思える場所を選んでみてください。
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