先輩サラリーマンが新社会人に贈る言葉!守るべき3つのルールをアドバイス!

新社会人のみなさん、どうも僕です。

4月に入り、新しい生活がスタートしたって人も多いんじゃないでしょうか。

なかでもこの春、学校を卒業し、「新社会人」として会社人生を始めた人も多いですよね。

まだ4月ですから研修をしているところも多いでしょうし、例えて言うなら「箸の持ち方」を教えてもらっている段階。

気持ちを新たに頑張ってはいるけれど、わからないことだらけで心中ドキドキの人もたくさんいるはず。

そんなあなたに、「かつての新社会人」、20年先輩のおっさんが会社人生を乗り切るためのアドバイスを伝授しますよ!

 

1.「知識」や「能力」より、一にも二にも「気遣い」が大切と肝に銘じろ!

サラリーマン人生を勝ち抜く資質とは?

大学生から社会人になられた人は就活の時点でビジネススキルが大事!などと教え込まれた人も多いと思いますけどね。

まぁでもね、おっさんから言わせるとビジネススキルなんてものは才能がどうとかいうレベルものじゃあるまいし、年数を重ね、場数を踏んでると知らず知らずのうちに醸成されていくもんなんです。

みんな勘違いしてるのは

「能力やビジネススキルがある者が会社人生で勝てる」

って思い込んでることなんですよ!

ベテランOL
そんなに甘くねーよ!

 

これが例えば医者になるのなら、必要な資質は「知識」「技術」でしょうし、プロスポーツに飛び込むのなら「身体能力」であり、その種目についての「能力」がモノを言います。

いわゆる資格業種など、個人としての「能力」が問われる場合はそうでしょう。

 

だけどね・・

会社勤め、サラリーマンは違いますよ!

どんな業種であれ勤め人として生きていくのは会社という「組織」であり、お客様・顧客との「繋がり」の中でお金を稼ぎ、生活していくわけです。

これまで学校などで培ってきた「能力」や「知識」を発揮できるのは、こういった「繋がり」「人間関係」があってこその話です。

いくら高い知識と教養がある人間でも、空気が読めなかったり、人の気持ちに寄り添えない人間は、そういった「本領」を発揮する前に「退場」を命じられてしまいます。

プロ野球に例えて言うなら

ボク
最低限の気遣いができない人間は「一軍」にすら上がれない!

だから、能力がどうたらこうたら言う前に

一にも二にもまずは気遣い!

ってことなんです。

会社の先輩や同僚、そしてお客様はあなたのことをよ~く見ています。

能力や知識があることよりも「気遣い」ができるかどうかを。

それは気遣いができることが社会人としての常識だからです!

 

人材不足の現代、求められる資質は限られた人員で高いパフォーマンスを出すこと!

その昔、日本が高度経済成長を経験していた頃、「企業戦士」「モーレツ社員」という言葉が流行っていたそうです。

戦後を脱し、右肩上がりを続ける日本経済の中で家庭をも顧みず、会社・仕事のためにガリガリと猛烈に働く人が多かったんですね~。

ま、つい最近も電通での過労死の問題もありましたし、そういう働き方をしている人は現代でもいますけどね。

でも、今の時代で求められる人材って、必ずしも「脇目もふらずガリガリ働く人」かって言うと少し違います。

会社って自分一人が頑張れば成果が出せるわけじゃないですし、組織にいるメンバーがうまく連携して、ガッシリと歯車が噛み合ってこそ高いパフォーマンスが実現できるんです。

とすればですよ

求められる人材って独力でゴールを決めてしまうストライカータイプより、他のメンバーをうまく操って優位にゲームをすすめていくゲームメーカータイプ。

自分一人で成果を出すタイプよりも、組織を活かして成果を出すタイプが重宝されています。

その背景のひとつは人材不足。

かつてのように大量に人材を採用して、いい人材を見定めるというようなやり方は現代ではあまり見られなくなりました。

現代においては限られた人員の中で、自分も活きて、周りも活かせるオールマイティーな人材が重宝される傾向にあります。

仕事ができるからと社内で傍若無人に振る舞うような人は、そのうち同僚から愛想を尽かされて仕事がやりづらくなります。

本当に仕事ができるタイプってのは気配り、目配りが出来るタイプだから、その辺よ~く覚えといてください!

 

2.ミスをリカバリーできるかは人間性次第!「可愛げ」出してナンボだ!

新社会人のみなさん、会社に入ったら

新社会人
できるだけミスをしないように、迷惑をかけないように

なんて思ってますかね?

あのね・・言っときますけどね

先輩社員
心配しなくても、絶対ミスは起きるよ!

ってこと。

 

人間、パーフェクトな人なんて1人もいるわけないんだし、長い会社人生、絶対にミスは起きます!必ず!

でもね・・

言っておきますけど、サラリーマンにとって重要な事は、ミスを起こさないこと以上に

「ミスを起こした時にどう対処するか」

ってことなんです。

「リカバリー能力」あるいは「危機回避能力」って言っても良いかも知れません。

もちろん、ミスが起これば社内で同僚に迷惑をかけるでしょうし、対外的にはお客様に不利益を被らせてしまうので、極力避けるべきです。

でも起こってしまったものは仕方がないですよね!

 

とすれば、ですよ・・

ミスによる悪影響を出来る限り最小限に留める技術のほうが会社人生にとっては重要でしょ!

 

具体的にはミスをしたら会社の同僚、あるいはお客様にお詫びすることとなりますよね。

お客様にお詫びをしに行くにしても、まず社内で上席者に事情を説明し、自分以外の人間の力を借りて、穏便にコトを済ませることとなります。

こういった状況で、例えば、普段から気に食わない人、嫌いな人から

ミスを起こしたから一緒に謝りに行ってもらえませんか?

と言われて、気持ちよく一緒に謝りに行けますか??

日頃態度が悪くて印象の悪い人間からこう言われても

なんで行かなきゃなんねーんだよ!

そう思うのはムリもありませんよね!人間ですもん!

こういう状況で人から頼まれて「仕方がねーな、行ってやるよ!」って思わせるのは結局のところ

ミスをした人が「仕事ができるかどうか」ではなく、人間的な魅力、「可愛げ」があるかどうかなんですよね!

これはミスをされたお客様も同様。

日頃ビジネスパートナーとして持ちつ持たれつの関係を築いていて、人間関係もしっかり出来上がっていれば、クレーム対処はさほど困難ではないことが実際には多いもんです。

ビジネスの場でもカギを握るのは、人に可愛がってもらえるような人間性を全面に出しているかってことなんです!

 

3.「自分探し」にこだわるな!天職なんてすぐにわからない!

新社会人のみなさんは就活の段階で、しっかりと自己分析をして、自分に合った職業を見定めて「天職」をゲットしよう!なんて感じで結構煽られてきたんじゃないかなぁと思います。

ま、それ自体は悪いことじゃないですけどね。

ただ、おっさんサラリーマンから言わせてもらうとね

おっさんサラリーマン
20代のクソガキに自分に合った仕事、「天職」なんて分かりっこねーだろ!!

ってこと。

わたしも会社で、いかにも意識が高くて才能ありそうだなぁと思う新入社員に会ったりするんですけど、そういう人に限って知らないうちに1年も経たず会社を辞めてるってケース、結構あるんですよね~。

ま、自分に合っていると思って入社をしてみたものの、理想と現実のギャップを感じちゃったんでしょうかね?

5月病なんて言葉もありますし、少し会社に慣れてくると「ここに居てホントに良いんだろうか・・」なんて不安になる人が多いんですよね。

でもね、天職、天職って言うけれどね、

自己分析なんかしたところで、ホントに自分に合ってるかなんてわからないと思いますよ!

例えば、わたし、もう長年金融関係の仕事をやってますけど、生まれたときから「金融マン」として生まれてきたわけじゃないし、たまたま金融関係の仕事に就いて、それからずーっと流れのままに同じ仕事を続けてきただけの話です。

他の職業の人だって同じ。

税理士は税理士になるべくして生まれてきたわけじゃないし、大工さんだって大工さんになるために生まれてきたわけじゃありません!

 

後天的に出来上がった自分のやりたい仕事という希望と、やむにやまれぬ事情や境遇、「流れ」といった現実の2つの要因が組み合わさった結果です。

スポーツや芸術の世界でダントツの才能を披露している一部の人たちは、生まれ持った何かがあるのかなぁとは思いますけど、サラリーマンや会社勤めをやってる人たちは意外と「流れでそうなってる」って人が多いです。

でも理由が「流れ」であっても、長年同じ場所で安定した仕事ができてるって言うなら、結果的に今やってる仕事が「合っていた」ということになりますよね!

一方、「天職」を追い求めて職を転々とする人って意外と自分のことがわかってないし、思い描いている理想の仕事も見当外れなことが多いんです。

いつまで自分探しやってんねん!!

そういう話ですよ!

 

理想の仕事とか天職とか言うけど、仕事ってシンプルに言えば「お金を稼ぐため」にやってるんですよ!

お金もらえないとやらないでしょ!

働きやすい環境・会社かどうかという点はこだわったとしても、「理想の仕事」のイメージで自分自身をがんじがらめにする必要はありません。

だって、世の中にいろんな業種がありますが、細分化すると「営業」「経理」「総務」「事務」などといったセクションに分かれてて、やることは意外と変わらないことが往々にしてあります。

であれば、仕事を選り好みするのではなく、まず自分に与えられた目の前の仕事に全力でぶつかってみることです!

 

言っては悪いですが・・

おっさんサラリーマンに比べればまだまだ世間知らずな20代のクソガキは

仕事について疑問を感じる暇があったら、まず給料分働けよ!

そう言いたいです!

もしかしたら今やってる仕事はあなたの天職ではないかもしれません。

でもね、給料をもらって仕事をやっている以上、新入社員と言えど「プロ」。

プロとしての本分を全うしない限り、どこに行っても絶対ダメ!

成功できない!

まずは汗をかいて与えられた仕事に全力にぶつかって自分の経験値を上げることが先決です。

これがおっさんサラリーマンからのアドバイスです!

 

最後に、当時横浜国立大学の准教授だった服部先生(現在は神戸大学大学院准教授)がご自分のゼミのサイトの中で「新社会人に贈る言葉」と題して書かれていた文章をご紹介しましょう。

何かから束縛されないという「消極的な自由」よりも、自分の仕事、自分の役割を果たし、そして日常的な選択や意思決定の全てが、自分自身の意思に基づいていること、自分自身をちゃんと律した状態にあること、そういう「積極的な自由」こそが、本当の自由であると思います。

 

出典:服部ゼミナール https://hatto-yasuyasu.jimdo.com/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/%E6%9C%8D%E9%83%A8%E5%85%88%E7%94%9F%E3%81%AE%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8-%E4%B8%8D%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E6%9B%B4%E6%96%B0/%EF%BC%91%EF%BC%93%E6%96%B0%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BA%BA%E3%81%AB%E8%B4%88%E3%82%8B%E8%A8%80%E8%91%89/

 

社会人になるということは束縛されることではありません。

「積極的な自由」を勝ち取るための手段なのです!

まとめ

学校ではさまざまな知識や教養は教えてくれますが、世の中を生き抜いていくために重要な気遣いや、物事をやり抜くための心構え(マインドセット)は教えてくれません。

組織や人との繋がりの中で生き残っていくには、知識や教養よりも「人間力」や「気遣い、気配り」といった部分が問われてきます。

小手先の技を身に付けるよりも、組織の中で生き残っていけるバランス感覚と人間性が実は大事。

ぜひ参考にしていただき、20年後は立派な「おっさんサラリーマン」になれるようしっかり頑張ってくださいね!

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ABOUTこの記事をかいた人

NLPマスタープラクティショナーの資格を持つサラリーマン兼ブロガー。 「たまてBOX」では、おっさんが今より素敵になれる耳よりな情報から、サラリーマンにオススメの情報、更には「どーでもいい」話題まで幅広く深く掘り下げて紹介しています! 書籍への掲載、他メディアでも紹介多数。 さぁアナタもたまてBOXファンになりませんか! マインドセットを扱った別ブログ「審判は自分自身」も絶賛更新中。 記事執筆依頼、取材依頼もドシドシとお待ちしております!

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